158 / 181
7章:コラボ小説なのです!
寂しいです……
しおりを挟む
昼食を新鮮な海の幸で取ったシオン達は満足し、残りの水族館を楽しんだ。
「いやー、何処でもイルカのショーは何処でも盛況ですね♪」
「魚を手懐けれるって知らなかったしね」
「イルカって可愛いねー!」
キャッキャッ!と楽しむシオン達で唯一、心配している人物がいた。ひかりさんである。
『あれって魔物よね?大丈夫なの???』
そう、イルカショウ以外に可愛い姿の魚っぽい魔物も混じっていたのだ。問い掛けた所。テイムした魔物らしく、緊急時に冒険者も雇っているそうで問題ないとのことでした。
こうして水族館を堪能したシオン達はお城へと帰還したのでした。
・
・
・
・
・
・
「お帰りなさい!」
シオン達が帰って来るとお母さんズがお出迎えしてくれた。
「「「ただいまー!!!」」」
「水族館は楽しかった?」
「うん!凄く楽しかった!」
「面白かったよ!?」
お母様になでなでして貰いながら報告したの!
歩きながらお城の中へ入り、大きなテーブルのある部屋でみんなとお話しです!
「皆さんのおかげで10周年記念の建国祭も今日で無事に終わりました」
「まぁ、外ではまだ終わってないけど皆様お疲れ様でした」
うん!確かに疲れたよ!………遊び疲れただけだけど!?
「明日の朝にはミスレイン公国を発つので忘れ物の無いようにね」
「ええ!!!シオンちゃん帰っちゃうの!?」
シルクちゃんが私の手を握る
「シルク、寂しいのはわかるけどシオンちゃんも自分の家に帰ってやらねばならない事があるのよ?」
シルクちゃんのお母さんが優しく慰める。
「シオンちゃんだけこっちで残れないの?」
「こら、せっかく出来た友達と別れるのが寂しいのはわかるが、無理を言ってはいけないよ?」
だって~と涙目で訴えるシルクちゃんとシオン2ちゃん。
「そんな娘にプレゼントがあります♪」
ミスレイン公国の王妃にしてお母さんが言いました。
「転移魔法をフィリアス公爵に転移魔法陣を作ればいつでもお隣さんのように遊びに行けるわよ♪」
!?
「おお!!!」
「ただし!お勉強を頑張るのと危ない事をしない事が条件です!」
かんぱつ入れずに王妃様の注意が飛ぶのはさすがです!
「転移魔法があるの!??」
1番驚いたのはひかりさんでした。【こっち】の大陸では転移魔法は精霊王クラスしか使えない事になっていたからだ。
「ふっふっふっ!私、シリカが長い年月を掛けて復活させたのです!すでに仲の良い知り合い……国の王族には教えてあります!」
「なんて事なの!人間が転移魔法を独自に修得したなんて凄いわ!」
ひかりさんと王妃様の魔法談義が始まろうとしたので、そこは止めました!
「これで寂しくないね♪」
「うん!」
場が和んだ所で、王妃様が何かを取り出しました。
「シオンちゃんが持ってきたこの【紐】なんですが、とても有効性が高いみたいなのでお渡ししておきますね」
何だろう?紐………はっ!?
シオンはダンジョンですっぽんぽんになった時の事を思いだし赤くなった。
「コホン!これはある魔物から取れた【触手】の一部ですが、土に埋めて水をやれば成長することがわかりました。成長させ過ぎると魔物になるので注意が必要ですが、この触手はゴム製品として使えます。しかも縦に切って、繊維だけを取れば透明な弾力のある紐として使えますのでコルセットの素材にぴったりでした!」
「コルセット?」
私のお母様はいまいちピンと来てない感じでしたが、紐を引っ張って納得した様子。
「あら?伸びるのね?」
「そうなのです!現行の締めるだけのコルセットではなく、体型を維持しつつ苦しさから解放する画期的な素材なのです!!!」
バババッン!後ろで効果音がなっている感じのポーズ取る王妃様。それに便乗して目を輝かせるお母様達がいました。
「シオン!戻ったらすぐに製品化しなさい!いいわね!」
「は、はい!!!お母様!」
お母様には逆らえません!
こうして恥じらいに満ちた苦い記憶のダンジョン探索は一応の成果を上げたのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「お別れは寂しいものですね」
シオン
「そうですね。せっかくお友達になったのに……」
愚者の声
「コラボ小説ももうすぐ終わりです」
シオン
「本編の事忘れてましたわ♪」
愚者の声
『私も忘れてたのは秘密です』
『よろしければ感想、お気に入り、よろしくお願いします!』
「いやー、何処でもイルカのショーは何処でも盛況ですね♪」
「魚を手懐けれるって知らなかったしね」
「イルカって可愛いねー!」
キャッキャッ!と楽しむシオン達で唯一、心配している人物がいた。ひかりさんである。
『あれって魔物よね?大丈夫なの???』
そう、イルカショウ以外に可愛い姿の魚っぽい魔物も混じっていたのだ。問い掛けた所。テイムした魔物らしく、緊急時に冒険者も雇っているそうで問題ないとのことでした。
こうして水族館を堪能したシオン達はお城へと帰還したのでした。
・
・
・
・
・
・
「お帰りなさい!」
シオン達が帰って来るとお母さんズがお出迎えしてくれた。
「「「ただいまー!!!」」」
「水族館は楽しかった?」
「うん!凄く楽しかった!」
「面白かったよ!?」
お母様になでなでして貰いながら報告したの!
歩きながらお城の中へ入り、大きなテーブルのある部屋でみんなとお話しです!
「皆さんのおかげで10周年記念の建国祭も今日で無事に終わりました」
「まぁ、外ではまだ終わってないけど皆様お疲れ様でした」
うん!確かに疲れたよ!………遊び疲れただけだけど!?
「明日の朝にはミスレイン公国を発つので忘れ物の無いようにね」
「ええ!!!シオンちゃん帰っちゃうの!?」
シルクちゃんが私の手を握る
「シルク、寂しいのはわかるけどシオンちゃんも自分の家に帰ってやらねばならない事があるのよ?」
シルクちゃんのお母さんが優しく慰める。
「シオンちゃんだけこっちで残れないの?」
「こら、せっかく出来た友達と別れるのが寂しいのはわかるが、無理を言ってはいけないよ?」
だって~と涙目で訴えるシルクちゃんとシオン2ちゃん。
「そんな娘にプレゼントがあります♪」
ミスレイン公国の王妃にしてお母さんが言いました。
「転移魔法をフィリアス公爵に転移魔法陣を作ればいつでもお隣さんのように遊びに行けるわよ♪」
!?
「おお!!!」
「ただし!お勉強を頑張るのと危ない事をしない事が条件です!」
かんぱつ入れずに王妃様の注意が飛ぶのはさすがです!
「転移魔法があるの!??」
1番驚いたのはひかりさんでした。【こっち】の大陸では転移魔法は精霊王クラスしか使えない事になっていたからだ。
「ふっふっふっ!私、シリカが長い年月を掛けて復活させたのです!すでに仲の良い知り合い……国の王族には教えてあります!」
「なんて事なの!人間が転移魔法を独自に修得したなんて凄いわ!」
ひかりさんと王妃様の魔法談義が始まろうとしたので、そこは止めました!
「これで寂しくないね♪」
「うん!」
場が和んだ所で、王妃様が何かを取り出しました。
「シオンちゃんが持ってきたこの【紐】なんですが、とても有効性が高いみたいなのでお渡ししておきますね」
何だろう?紐………はっ!?
シオンはダンジョンですっぽんぽんになった時の事を思いだし赤くなった。
「コホン!これはある魔物から取れた【触手】の一部ですが、土に埋めて水をやれば成長することがわかりました。成長させ過ぎると魔物になるので注意が必要ですが、この触手はゴム製品として使えます。しかも縦に切って、繊維だけを取れば透明な弾力のある紐として使えますのでコルセットの素材にぴったりでした!」
「コルセット?」
私のお母様はいまいちピンと来てない感じでしたが、紐を引っ張って納得した様子。
「あら?伸びるのね?」
「そうなのです!現行の締めるだけのコルセットではなく、体型を維持しつつ苦しさから解放する画期的な素材なのです!!!」
バババッン!後ろで効果音がなっている感じのポーズ取る王妃様。それに便乗して目を輝かせるお母様達がいました。
「シオン!戻ったらすぐに製品化しなさい!いいわね!」
「は、はい!!!お母様!」
お母様には逆らえません!
こうして恥じらいに満ちた苦い記憶のダンジョン探索は一応の成果を上げたのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「お別れは寂しいものですね」
シオン
「そうですね。せっかくお友達になったのに……」
愚者の声
「コラボ小説ももうすぐ終わりです」
シオン
「本編の事忘れてましたわ♪」
愚者の声
『私も忘れてたのは秘密です』
『よろしければ感想、お気に入り、よろしくお願いします!』
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,364
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる