【完結】重い荷物を捨てる時

うさ

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プロローグ

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私は子供の頃、神童と呼ばれていた。

子供ながらに、料理のレシピ、美容品、娯楽品などを開発し、この国で広めたからだ。
それらは国外へも輸出され、大成功を収めた。

皆が褒めてくれて嬉しかった。
家族も婚約者も喜んでくれた。

でも…

「もう全て出し尽くしました」

その一言で全てが変わってしまった。

才能が枯れてしまった私は一人になった。

私を褒めていた人達は離れていき、家族や婚約者も私に興味をなくした。

子爵令嬢エステル。13歳の時だった。
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