優等生の仮面の下は
高校の入学式の日、一輝(いつき)は祝辞を読み上げる生徒会長──奏(かなで)に一目惚れした。
同性とは思えないほど整った顔立ちに、しっとりと響く落ち着いた低音。
圧倒的な存在感に触れ、一輝は勢いのまま生徒会役員になった。
あと一週間で奏ら三年生が卒業する、ある日の放課後。
意を決して告白するも玉砕してしまい、けれど『これからも仲良くして』と言われる。
その後、一輝は奏の進学先の大学を受け、無事に合格した。
サークル勧誘の時、見知った相手とすれ違った気がして慌てて呼び止める。
「……なに」
視界に入ったその人は一輝の記憶の中と変わらないが、耳に無数のピアスを付けた奏だった。
高校時代は男女共に好かれる優等生、しかし本性は口が悪い美人男子。
──大学で再会した二人の恋が、もう一度動き出す。
同性とは思えないほど整った顔立ちに、しっとりと響く落ち着いた低音。
圧倒的な存在感に触れ、一輝は勢いのまま生徒会役員になった。
あと一週間で奏ら三年生が卒業する、ある日の放課後。
意を決して告白するも玉砕してしまい、けれど『これからも仲良くして』と言われる。
その後、一輝は奏の進学先の大学を受け、無事に合格した。
サークル勧誘の時、見知った相手とすれ違った気がして慌てて呼び止める。
「……なに」
視界に入ったその人は一輝の記憶の中と変わらないが、耳に無数のピアスを付けた奏だった。
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