虚構の影絵
夜を通り過ぎる影絵達。
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私は文学には疎く感想を述べさせていただくことですら失礼にあたると承知のうえで、恥ずかしながら少し感想を述べさせていただければと思います。
とても、情景描写や心理描写に引き込まれれ、まるで自分がその場にいるような感覚に襲われました。先生の作品を他の作品に例えて感想を述べるのは大変失礼なことではございますが、私の語彙力や知識がないため、お許しください。
特に私が好きだったのは、夜の影絵・鏡・シアンの空で、夜の影絵では、得体の知れないものに触れてしまうところが、魍魎の匣で最後ダメと分かっていながら久保が入っている箱を魍魎に取り付かれた関口が開けようとしてしまう場面が蘇りました。
鏡では、私も考えたことのある、主人公の日常のふとした疑問や不安から発展し、最後は息をつく間もない展開で心理描写に引き込まれました。
シアンの空は、逆に情景描写や心理描写は的確にしつつも、主人公や忍や哲の思うところに絶妙な余白を残し、読者の思考に委ねる豊かさを感じました。
私ごときが偉そうに色々感想を述べてしまいましたが、思わず書いてしまいました。
久しく文学には触れていませんでしたが、ずっと前に買っておいてまだ読んでいない、お気に入りの作者の小説を読んでみようと思います。
駄文失礼いたしました。
色々あって久しくなって仕舞いました。駄文だなんて言う事ないと思います。感想を貰える事自体、僕は有り得ない程嬉しい事と思います。シアンの空、蝉の音の下、墓石の前でやった事は事実です。今はスピカと言う女性に変わりましたが。
有難う御座います。言葉を貰う事は一番嬉しいです。
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