賞味期限切れのラブソング
35歳の売れないバンドマン・春正(はるまさ)は、音楽を言い訳にして甘え続け、7歳年下の会社員の恋人・千秋(ちあき)を深く傷つけていた。千秋の悲痛な訴えに向き合わなかった結果、千秋はお見合いをすると告げて同棲先のアパートを出ていってしまう。
失恋の絶望のなか、春正が千秋への未練をぶつけて作った曲が、皮肉にもSNSでプチバズり。チャンスが到来するものの、部屋で一人めそめそと泣き崩れる春正のもとに、バンドの現役大学生ドラマー・陸(りく)が突撃。「失恋に浸るのタイパ悪すぎっす。今すぐこのバズをビジネスに変えましょう」と冷徹な正論で詰め寄られ、春正は涙を流しながら、曲作りを強制スタートさせられるのだった――。
春正(はるまさ) / 35歳 / バンドマン(Vo. & Gt.)
昼夜バイトを掛け持ちする不器用な男。千秋を失って初めて自分の甘えに気づき、大人の男として這い上がろうと覚悟を決める。
千秋(ちあき) / 28歳 / 会社員(商社勤務)
春正の元恋人。男同士の不確かな未来と孤独に耐えかね、実家に帰ってお見合いをすることに。
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昼夜バイトを掛け持ちする不器用な男。千秋を失って初めて自分の甘えに気づき、大人の男として這い上がろうと覚悟を決める。
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