【改稿版・完】ラスボス(予定)に転生しましたが、家を出て幸せになります
八歳で前世の記憶と共に、僕は思い出した。
ここがBL小説の世界であること。
そして僕が、家族に疎まれ、絶望の果てに国を滅ぼすラスボスの「魔王」ウルティスレットだということ。
王太子の婚約者とされている僕は、本物の婚約者である弟を敵対派閥から守るための囮だった。
毒を盛られようが、鞭で打たれようが逃げなかったのは、卒業パーティーで訪れる“国外追放”だけが、僕に残された唯一の脱出路だったから。
境遇に絶望している暇なんてない。
“今の”僕には生きる糧――「推し」がいる。
目標はただ一つ。
婚約破棄(笑)を完璧に成立させ、国も家もまとめて捨てて、隣国の推し――超脇役の筋肉もりもりおじさんの元へ転がり込むこと!
冤罪、上等。除籍、大歓迎。
十年の血を吐く努力を実らせ、魔王フラグを叩き折った瞬間、僕の「推し活」が幕を開ける。
……でも、フラグは本当に折れた?
ハイテンションで傷だらけ、でも一途なSub元公爵令息と、強面むっちりDomオーナーの、執着と救済の物語。
※既存の同名小説の改稿版です。
※旧版を読んでくださっている方の混乱を避けるため、旧版を直接修正するのではなく、【改稿版】として別掲載しています。
※序盤の伏線配置やエピソード整理を中心に調整していますが、大まかなストーリーに変更はありません。
※表紙はAI作成です。
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