最強冒険者は緑の癒し手を離さない
「お前、俺の嫁になれ!」
「え、嫌だけど」
村外れで一人暮らしをしているウィリディスは、魔獣を追って現れたSS冒険者セルリアンに何故か求婚された。
ウィリディスには、植物と会話し、その成長を促し、薬草の力を最大限に引き出す秘密の力がある。静かに畑を守って生きていくはずだったのに、世界樹の衰えで魔獣は増え、ついには家のすぐ傍にまで現れるようになってしまった。
人間嫌いのウィリディスは、一人では助けも呼ばない。自警団に守られれば、恐らく魔獣の徘徊も気にせずどこかへ逃げてしまう。
村で唯一ウィリディスとまともに会話のできるルベルは、彼を守るには強引なセルリアンと旅に出すのが一番ましだと判断した。
だがその力は、世界樹の新芽を求める者たちにとっても喉から手が出るほど欲しいものだった。
最強冒険者に振り回されながら、緑の癒し手は世界樹を巡る旅へ出る。
これは、人を嫌う青年が、うるさくて強引な男に捕まり、幸せを掴まされるまでの物語。
※表紙はAIです
※鈍足更新です
「え、嫌だけど」
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