滅亡の天獄
この世界には魔力と呼ばれる摩訶不思議な準エネルギー物質が存在する。
この物質世界に、物理法則を無視した唯一の特異な物質。
人々は魔力の恩恵を受け生活をしていた。
そんな世界に1人、
孤児として行く当てもなく彷徨い続け、まともに食事もしていないため体は痩せ細り盗みを働くことさえも出来ず、ただ死を待つのみの幼き少年。
名は無く、人としてこの世に存在を証明するために必要最低限のものすら持っていない。
自分が何者かすらもわからず、、というよりは何者か理解する思考すら持ち合わせていない。
そんな少年に、あるのはお腹が空いたという意識のみ。
そして、都市の人気のない路地裏で、膝を抱え壁を背もたれにし縮こまりただじっとしていた少年に話しかけた女性がいた。
女性は少年に生きる意思はあるかと問う。
少年は、その問いに「生きたい」と答える。
これは後に、その少年が世界を救うことになるそういう物語。
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