腐男子くんの学園生活!

きゃらめる

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本編

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もう暗くなってきたな...時間があっという間だ。

「...って、夜ごはんの材料買ってなかった!」

やばい。話するのに夢中で、忘れてた。
話に夢中になるとか、女子かよ!

「あ?.....少しなら材料あるぞ」

「えっ、広貴、料理作ったりするのか?」

不良が料理...ギャップ萌え...!

「あぁ、簡単なのだけどな」

簡単なのでも、作れるっていうのはすごいと思う。

「そっか。まぁ、弁当ばかりだと、体に悪いもんな。...よし、早速作ってくるよ!俺、料理は得意なんだ!」

「得意なのか。楽しみだな」

広貴はそう言い、ふっと笑った。
前笑った時も思ったけど、広貴って優しい顔で笑うんだな。

この顔を見れば、皆怖いとか思わないと思うんだけどなぁ。

そう思いつつ、キッチンへと向かう。
さて、何作ろうかな...





「よし、できた!」

冷蔵庫には、キャベツや肉など、使いかけの食材が少し入っていたので、チャチャッと生姜焼きを作った。

...気に入ってもらえるかな?

「広貴、できたよ!」

「...いい匂いだな」

作った料理をテーブルに並べる。

「さっ、食べてみて!」

「あぁ。...いただきます」

「いただきます!」

モグモグ......

「うめぇ。俺の作ったやつより何倍も。」

予想外の言葉だったけど、めっちゃ嬉しい!これからも作ろうっと!

「そうか?それなら良かった!」ニコッ

「おう//(カアッ///)」

「ん...?顔赤いぞ?どうしたんだ?」

「...なんでもねぇよ」

「そうか...?」

翔太もだったけど、俺の顔そんなに変か?

もしかして、ないと思うけど、フラグが立ってたりとか...?

...いや、ないないない。
俺なんかに恋なんてするわけないよな。

だとすると、具合悪いのか?
けど、大丈夫だって言ってるし...

........まあいいか。

考えることをやめた俺は、とりあえずご飯を食べることに集中した。




「ごちそうさまでした!」

「ごちそうさま。うまかった」

「口にあったようで良かった!
良かったら、これからも作ろうか?」

ついでだし、どうせなら美味しいもの食べてもらいたいからな!

「それは嬉しいが、晴人は大丈夫なのか?」

「うん、元々自分のは作る予定だったし、俺がしたいっていうのもあるから!」

「じゃあ、頼む」

「任せとけ!」

それから、お風呂に入ったりなんやかんやして、寝ることにした。

「おやすみ~」

「おやすみ」

自分のベットの上に寝っ転がって、今日起きたことを思い出す。

...今日はいろいろあったなぁ。
明日から授業か。がんばろう!

そう思いながら、眠りについた。

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