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リスボン軍議

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リスボンでは軍議が開かれていた
 三上龍之介正圀・伊達政宗・前田慶次・柳生利厳と各艦船の船長

 龍之介の後ろには春とエリリが居た
 家臣との軍議なので危険は極めてないが護衛任務に着いていた
 龍之介
 「イギリス・フランス・オランダ三ヶ国同盟に対して、宣戦を布告する 北アメリカ大陸への入植が原住民の暮らしを脅かしている」

 政宗
 「フランスが内乱に陥ってるうちに叩くのが定石では?」

 「いや、内乱に陥ってるからこそ自滅の道を選ばせたい 民衆による政治改革こそが理想」

 「では、黒脛巾組をさらに」

 「黒脛巾組並びに裏柳生を使い民衆の内乱を政治改革になるように扇動をしてくれ」

 利厳
 「は!では、そのように」

 政宗
 「では、イギリスから叩きますか?」

 龍之介
 「イギリスが国力を着け、我が艦隊に並ぶ前に叩く 政宗、イギリスの戦艦の開発情況と生産能力は?」

 政宗
 「現在確認されている戦艦は外輪型蒸気機関鉄甲船です 確認数約30隻」

 龍之介
 「既にそれだけの戦艦を…」

 政宗
 「ジェームズ一世が急がせた様子」

 龍之介
 「テムズ川に停泊しているうちに、学んだか?」

 政宗
 「かも、知れません」

 慶次
 「上陸部隊は、我らに先陣を」

 龍之介
 「まぁ~早るな、ロンドンを一気に占領し、被害を最小限にする 味方も敵もな!」

 慶次
 「では、どのように?」

 龍之介
 「我が最新式不動明王艦隊がドーバー海峡からテムズ川を向かう、ドーバー海峡で敵艦隊と戦いになるはず、前田慶次!五千の兵を率いてポーツマスから上陸ロンドンに進行、柳生利厳!同じく五千の兵を率いてブライトンから進行!伊達政宗艦隊は、イギリス海峡にてフランスを牽制、不足の事態に備え行動せよ!」

 「は!かしこまりました」
 「御意」
 「お任せください」

 龍之介
 「明日、宣戦布告書の使者をスペインに住むイギリス人に届けさせよ!同時に、フランス・オランダにも三ヶ国同盟に対する宣戦布告書を発布する、作戦結構は5日後とする」

 

 こうして、リスボン軍議は終った

 軍議が終わり次第手筈通りに「宣戦布告書」が発布されたのであった
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