身分を隠した傷だらけ元王女は皇帝の溺愛に気付かず、今日も無意識にざまぁする。
ーー美しく超絶不幸な元王女、自国を滅ぼした皇帝と戦闘狂に執着される!
敗戦国の王女アルベラは、レイラとして帝国に潜入するも娼館に落とされていた。皇帝カインは彼女を訪れ、その美しさに衝動的に求婚する。アルベラは訝しみながらも、彼の申し出を受け入れた。アルベラの聡明さや、誠実さに触れ彼女に惹かれてくカイン。一方、アルベラは兄に対して感じてたような尊敬と安心感をカインに抱き始めていた。「側室を迎えてください」とアルベラから伝えられたことにより、カインの切なく不憫な片思いの日々が始まる。
努力家なアルベラは積み上げた知識と幻影の異能で、恋そっちのけで純粋に民に尽くしていく。真っ直ぐで自己犠牲も厭わないヒロインと、彼女に狂わされていく権力者たちの少し切ない物語。
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