五月雨は檻のよう

「僕は、とてもとても、素晴らしい人間なんだ、と。だから、なにしても良いと思ってたんだ」


高校の非常勤教師として地元の高校に勤務をしていた「僕」は、
放課後、毎日のように質問にやってくる篠川という男子生徒の
意味深な言動が気にかかっていた。
そんな日が続いていたある休日、「僕」の住むアパートまで
篠川が後を付けてやって来ると「僕」に好意があると伝え、
それを知った「僕」は篠川と体を重ねることになった。
篠川との出会いは「僕」が過去に犯した罪を遠い記憶の果てから
呼び寄せることになる…。
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