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奴隷を買いました
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その日、俺は街の商人から奴隷を進められていた。
「お客さぁーん、安くしときますよ!!」
「い、いや俺はいい、」
「そんなこと言わず…!こいつなんかどうです!?」
そう言って商人が奥から引きずり出してきたのは、角と尻尾を持つ人間だった。
「こいつは淫魔の子供でねぇ?淫魔のくせに純粋無垢なんですよ!珍しいでしょう?
性奴隷にでもいかがです?ほらお前も挨拶!」
「あ、あぅ…え、えっと…こ…こんにちは…
僕…春紫苑っていいます…」
「あ、こら、勝手に名乗るな!名は主人から貰うものだろ?」
「あ、ご、ごめんなさ…」
「すいませんねぇ、お客さん、まだ躾がなってなくて……」
「買うよ。何円?」
「え…?あ!ま、まいどありーっ!!
こいつ、今なら安くしときますよ!10000円です!!」
俺は商人に金を渡し、春紫苑と名乗るそいつを買った。
そいつはずっと俯いたまま、鎖で繋がれ付いてくる。
奴隷が欲しかったわけではない。けど。
人間ではないこいつに惹かれた。
一目惚れだ。可愛い。
家につくとそいつは落ち着き無くこちらを不安そうに見てくる。
怯えた目も可愛かった。
ここで強姦なんかしても余計にビビらせるだけだし、とりあえず自己紹介する事にした。
「改めてよろしく。俺は☓☓☓。この家のものは、好きに使っていい。良ければ君のこと教えてほしい。」
自己紹介をすると、そいつはオドオドしながらも口を開いた。
「えっと…ぼ…僕、春紫苑って名前…つけられてました…眠剤と雑草の名前からとったみたいです…種族…淫魔?っていうらしい…です。
あと…僕死なない…らしい…です。よろしくお願いします…」
こっちを直視するのが怖いみたいで、チラッとしかこちらを見てくれない。これじゃあ埒が明かない。
とりあえず餌付けだ、ということで、適当にすぐそばにおいてあったりんごを手に取り、渡してみた。
「じゃあ今から春紫苑くんって呼ぶから。あとこれ。お腹空いてるなら食べて。」
「え…い、いいんですか?あ、ありがとうございます…」
りんごを食べた瞬間、春紫苑はぱっと笑顔になった。
「んん…!美味しい…!」
「りんご一つでそんな…ねぇ、今まで何食べてたの?」
「えっと…雑草とか…残飯の腐りかけ…とか…」
マジか。そんなひどい食生活か。
ということは、割とお腹は丈夫なのかな。
あと気になってることがあるんだけど。
「あのさ、春紫苑くんって淫魔じゃん?
じゃあ精気とか吸うの?」
「んぇ?精気…?なんですかそれ?僕煙草は無理ですよ…?」
駄目だ。分かってない。
「あの…」
「何?」
「僕って性奴隷?ってやつなんですよね…?
それやりますから…何か仕事ください…」
なんか…従順すぎないか?
まぁいいや。
「春紫苑くん、性奴隷って何か知ってる?」
そう尋ねると、ぽかんと口を開けてわからないです、と答える。
駄目だ…このままやったらただの強姦で終わってしまう…
「あ、あの…!よ…良ければ教えてください…!なんでもします!」
なんでも…!?
心なしか口角が上がる。
「じゃあ…準備するから待っててくれ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!まぐろです。
今回は導入として入れました。
早めに注意喚起置いておきます!
受けが死なないって設定から察した方は恐らくいないと思われますが…
リョナ要素など含まれます!苦手な方は注意してください。(リョナ回の話のはじめに注意喚起置いときますね。)
主にSMです。
よろしくお願いします。
「お客さぁーん、安くしときますよ!!」
「い、いや俺はいい、」
「そんなこと言わず…!こいつなんかどうです!?」
そう言って商人が奥から引きずり出してきたのは、角と尻尾を持つ人間だった。
「こいつは淫魔の子供でねぇ?淫魔のくせに純粋無垢なんですよ!珍しいでしょう?
性奴隷にでもいかがです?ほらお前も挨拶!」
「あ、あぅ…え、えっと…こ…こんにちは…
僕…春紫苑っていいます…」
「あ、こら、勝手に名乗るな!名は主人から貰うものだろ?」
「あ、ご、ごめんなさ…」
「すいませんねぇ、お客さん、まだ躾がなってなくて……」
「買うよ。何円?」
「え…?あ!ま、まいどありーっ!!
こいつ、今なら安くしときますよ!10000円です!!」
俺は商人に金を渡し、春紫苑と名乗るそいつを買った。
そいつはずっと俯いたまま、鎖で繋がれ付いてくる。
奴隷が欲しかったわけではない。けど。
人間ではないこいつに惹かれた。
一目惚れだ。可愛い。
家につくとそいつは落ち着き無くこちらを不安そうに見てくる。
怯えた目も可愛かった。
ここで強姦なんかしても余計にビビらせるだけだし、とりあえず自己紹介する事にした。
「改めてよろしく。俺は☓☓☓。この家のものは、好きに使っていい。良ければ君のこと教えてほしい。」
自己紹介をすると、そいつはオドオドしながらも口を開いた。
「えっと…ぼ…僕、春紫苑って名前…つけられてました…眠剤と雑草の名前からとったみたいです…種族…淫魔?っていうらしい…です。
あと…僕死なない…らしい…です。よろしくお願いします…」
こっちを直視するのが怖いみたいで、チラッとしかこちらを見てくれない。これじゃあ埒が明かない。
とりあえず餌付けだ、ということで、適当にすぐそばにおいてあったりんごを手に取り、渡してみた。
「じゃあ今から春紫苑くんって呼ぶから。あとこれ。お腹空いてるなら食べて。」
「え…い、いいんですか?あ、ありがとうございます…」
りんごを食べた瞬間、春紫苑はぱっと笑顔になった。
「んん…!美味しい…!」
「りんご一つでそんな…ねぇ、今まで何食べてたの?」
「えっと…雑草とか…残飯の腐りかけ…とか…」
マジか。そんなひどい食生活か。
ということは、割とお腹は丈夫なのかな。
あと気になってることがあるんだけど。
「あのさ、春紫苑くんって淫魔じゃん?
じゃあ精気とか吸うの?」
「んぇ?精気…?なんですかそれ?僕煙草は無理ですよ…?」
駄目だ。分かってない。
「あの…」
「何?」
「僕って性奴隷?ってやつなんですよね…?
それやりますから…何か仕事ください…」
なんか…従順すぎないか?
まぁいいや。
「春紫苑くん、性奴隷って何か知ってる?」
そう尋ねると、ぽかんと口を開けてわからないです、と答える。
駄目だ…このままやったらただの強姦で終わってしまう…
「あ、あの…!よ…良ければ教えてください…!なんでもします!」
なんでも…!?
心なしか口角が上がる。
「じゃあ…準備するから待っててくれ。」
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ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!まぐろです。
今回は導入として入れました。
早めに注意喚起置いておきます!
受けが死なないって設定から察した方は恐らくいないと思われますが…
リョナ要素など含まれます!苦手な方は注意してください。(リョナ回の話のはじめに注意喚起置いときますね。)
主にSMです。
よろしくお願いします。
応援ありがとうございます!
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