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永遠
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神社では落ち葉を掃いたり、他の場所の掃除をしたりして1週間ほど泊めてもらい、それからお家に帰った。
近くの神社とはいえ、僕の体感的にはだいぶ離れていた。そのせいか、お家に帰るのがものすごく久々な気がした。
お家に着くと、早速天使くんは僕を抱き寄せ、お気に入りのクッションの上で丸くなる。
「ぉわぁっ天使くんっ」
「もう色々割り切ったんだ、ずぅーーっと、ご主人様にも淫魔ちゃんも、大好きにゃ!ぼくが天使でもそうじゃなくても、ぼくはぼくにゃ!」
「うんうん、それがいいよ。ねこも成長したね。」
ご主人様がそう言うと、天使くんは僕に甘えてくる。
「にゃぁぁ~…淫魔ちゃん淫魔ちゃん…」
久々に撫でた天使くんはふわふわで、お日様みたいな匂いがした。
尻尾がゆらゆらしていて、猫みたいでかわいい。
「よかったね。ねこ、ずっと春紫苑くんに甘えたがってたから。」
「天使くん、僕も天使くんの事好きだよ!わざわざ僕を追いかけてきてくれたとこも、この猫耳も大好き!」
「にゃぁぁー!淫魔ちゃん…!ぼく…ぼくやっぱり、君の部下で良かった…!!大好き!」
天使くんはぎゅうっと僕に抱きついてくる。ちょっと苦しいけど、幸せだ。ご主人様は僕達の頭を優しくなでてくれる。
やっぱり、ご主人様の奴隷になれて良かった。
「ご主人様っ」
「にゃ!」
「ちょ、2人ともっ!ふふ、可愛い。」
今度は2人でご主人様に抱きついた。こんなに優しくて暖かいご主人様だ。きっと神様になっても、素晴らしい天界にしてくれるに違いない。
あの日、ご主人様とした契約。
「俺が存在する限り、この3人でずっと一緒に居させてほしい。」
そのお願い、僕のこの身体に誓って、ずっとずっと叶え続けよう。
ご主人様の存在が消え去る、その日まで。
✱✱✱✱✱✱✱
これにて「奴隷を飼いました。」完結です!
続編(?)作ろうかな。
読んでくださった方、しおりを挟んでくださった方、お気に入り登録をしてくださった方、本当にありがとうございました!
近くの神社とはいえ、僕の体感的にはだいぶ離れていた。そのせいか、お家に帰るのがものすごく久々な気がした。
お家に着くと、早速天使くんは僕を抱き寄せ、お気に入りのクッションの上で丸くなる。
「ぉわぁっ天使くんっ」
「もう色々割り切ったんだ、ずぅーーっと、ご主人様にも淫魔ちゃんも、大好きにゃ!ぼくが天使でもそうじゃなくても、ぼくはぼくにゃ!」
「うんうん、それがいいよ。ねこも成長したね。」
ご主人様がそう言うと、天使くんは僕に甘えてくる。
「にゃぁぁ~…淫魔ちゃん淫魔ちゃん…」
久々に撫でた天使くんはふわふわで、お日様みたいな匂いがした。
尻尾がゆらゆらしていて、猫みたいでかわいい。
「よかったね。ねこ、ずっと春紫苑くんに甘えたがってたから。」
「天使くん、僕も天使くんの事好きだよ!わざわざ僕を追いかけてきてくれたとこも、この猫耳も大好き!」
「にゃぁぁー!淫魔ちゃん…!ぼく…ぼくやっぱり、君の部下で良かった…!!大好き!」
天使くんはぎゅうっと僕に抱きついてくる。ちょっと苦しいけど、幸せだ。ご主人様は僕達の頭を優しくなでてくれる。
やっぱり、ご主人様の奴隷になれて良かった。
「ご主人様っ」
「にゃ!」
「ちょ、2人ともっ!ふふ、可愛い。」
今度は2人でご主人様に抱きついた。こんなに優しくて暖かいご主人様だ。きっと神様になっても、素晴らしい天界にしてくれるに違いない。
あの日、ご主人様とした契約。
「俺が存在する限り、この3人でずっと一緒に居させてほしい。」
そのお願い、僕のこの身体に誓って、ずっとずっと叶え続けよう。
ご主人様の存在が消え去る、その日まで。
✱✱✱✱✱✱✱
これにて「奴隷を飼いました。」完結です!
続編(?)作ろうかな。
読んでくださった方、しおりを挟んでくださった方、お気に入り登録をしてくださった方、本当にありがとうございました!
応援ありがとうございます!
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