転生したら悪役令嬢未満でした。
菫が転生したのは、前世でプレイしていたファンタジー系乙女ゲームの世界だった。
ゲームが始まる学園の入学式で記憶が戻るという、テンプレ展開から始まった悪役令嬢ヴィオレッタの人生。しかし菫は、この悪役令嬢が悪役令嬢未満なことも思い出す。
ヴィオレッタは菫が推しだった攻略対象、リヒト王子の筆頭婚約者候補。そのためリヒト王子のイベントで、ちょいちょいその姿を見かけるキャラであった。
だが見かけるだけ。あくまで見かけるだけ。ヴィオレッタは作中でまったくヒロイン――モニカに絡んでこない。意地悪は当然、嫌味や悪口も一切言ってこない。
空気のように存在し、あげくリヒト王子ルートのラスト付近では、「自分も好きな相手がいるから身を引く」とさっさと退場する始末。
菫は思った。ヴィオレッタには、悪役令嬢にありがちな断罪回避のための画策や破滅の恐怖に怯える必要がない代わりに、改変するべきストーリー自体がないのだと。つまりヴィオレッタになった自分が彼の筆頭婚約者候補から外れるのは、不可避なのだと。
それならいっそ、ヴィオレッタが口にした「好きな相手」とやらを探してみようか。
そう考えた菫だったが、モニカと恋愛が始まるはずのリヒト王子の様子が、どうもおかしくて――?
※この作品は、『小説家になろう』様でも公開しています。
※『小説家になろう』にて、PV80万超えました。感謝!
ゲームが始まる学園の入学式で記憶が戻るという、テンプレ展開から始まった悪役令嬢ヴィオレッタの人生。しかし菫は、この悪役令嬢が悪役令嬢未満なことも思い出す。
ヴィオレッタは菫が推しだった攻略対象、リヒト王子の筆頭婚約者候補。そのためリヒト王子のイベントで、ちょいちょいその姿を見かけるキャラであった。
だが見かけるだけ。あくまで見かけるだけ。ヴィオレッタは作中でまったくヒロイン――モニカに絡んでこない。意地悪は当然、嫌味や悪口も一切言ってこない。
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それならいっそ、ヴィオレッタが口にした「好きな相手」とやらを探してみようか。
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あと個人的には、名称だけ(?)出てきて実際には話に一切絡んでこなかった王太子殿下がどんな方なのか気になりました(きっとお茶目な方だと言うのは想像できますがw)
最後までとても可愛らしいお話を有難う御座いました。
これから他の作品も是非読ませて頂きますね^^
久遠さん、初めまして!
読了に加えて感想まで、ありがとうございます!
ヒーローについて、ちゃんと正統派とは違う可愛さが表現できていたようで、ほっとしております(笑)
王太子殿下は弟の影響をかなり受けている、幸せな犠牲者的な役柄を意識してみました。私も彼は考えが柔軟なお茶目な方だと思います(笑)
他の作品も読んでいただけるということで、感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しんでいただけたなら幸いです。
ありがとうございました!