晩夏 ~恋と夢は花火のように散り、快楽の火種になる~

もう借金するしかないんだろうか。
ホストに恋し、精神的にも金銭的にもギリギリのところまで来ていた博也は、一人で花火を見上げていた。彼に喜んでもらいたくて、ボーナスをはたいて上げた打ち上げ花火を。
そんな彼を迎えに来たのは、指名しているホストではなく、その後輩のコータだった。
なりゆきでコータに思いの丈をぶちまける博也の背後で、花火の音が鳴り響く。
自分もまた屈託を抱えていたコータは、小さな映画館に博也を誘った。

花火の夜に、恋を諦める男と夢を諦める男が心を通わせ、思いっきりセックスする。そんな話。


※fujossyさんにupした作品の転載です。
(https://fujossy.jp/books/7862)
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