青い卵

戦争で食糧難の煽りを受ける孤児院。
最後の鶏が亡くなり、残った卵を育てるか、食べるか、子どもたちは二手に分かれる。

幼い子たちのためにどうしても卵を育てたい『僕』は、夜中に卵を盗んで森へと逃げ込む。
しかし孤児院の仲間が追ってきて......

孤児院の希望を守るために奮闘する『僕』と、魔女の『お姉さん』が出会うことで、奇跡のような日常が生まれる、温かく胸を打つ物語。
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