視える令嬢は王太子の愛に気付かない

ルゼオン帝国の伯爵令嬢であるフィオナは、普通の人間は見ることのできないものーーー霊を視ることができた。

使用人たちに気味悪がられ、孤立して生きてきたフィオナはロイフォード王国のアカデミーへ留学することを決意する。

そこで出会った黒髪の青年ルイス。彼もまた、特別な能力を持つことによって苦悩する者だった。

アカデミー在学中、フィオナは霊の未練や教会の陰謀に巻き込まれながら、愛を知っていく。

そして卒業式の前日に身分を明かしたルイスは、帰国するフィオナに「必ず迎えに行く」と約束した。
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