『知』

 少年がポツリと呟く。

「わからないよ」

 割れた鏡の破片、足の折れた椅子、焼けた本の山。
 薄暗い部屋に蹲る少年を弱々しい電球が照す。
 

少年は『自分』を『答え』を求め続けた。




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