転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!

小川悟

文字サイズ
特大
81 / 296
6巻

6-1





 第1話 妖精ようせい寝床ねどこ



 俺、テンマは王都に入るための検問を待ちながら、感慨かんがいひたっていた。
 だってここに来るまで、本当に長かったのだ。


 三十三歳で命を落とした俺は、十四歳の少年として、日本から異世界へと転生させられた。
 とはいえ、それまでにも結構な苦労をしたんだよな。
 というのも、転生者は転生前に簡単に死なないための研修を受けなくてはならないという決まりがあったのだ。
 元々研修期間は三ヶ月と聞かされていたが……実際に終わったのは、なんと十五年後。俺の研修を管理していた女神のミスが原因だったらしい。しかし、その十五年は無駄むだではなかった。前世のゲーム知識ちしきを活かして訓練に明け暮れていたために、ステータスが桁外けたはずれの数値になったのだから。
 ともあれ、どうにか研修が終わり、俺はテラスという名前の世界にある辺鄙へんぴな村・開拓村の付近に放り出された。
 開拓村に身を寄せ、一ヶ月半くらいのんびりした生活を送っていた俺だったが……村に住む狐獣人きつねじゅうじんの美少女・ミーシャとともに、なぜか冒険者になることに。
 とはいえ、各国をめぐるわけでもなく、しばらくは辺境の町・ロンダでらしていたんだけどな。
 ロンダから出られなくなった最大の理由は、仲間が増えたことだ。
 人間族と兔獣人うさぎじゅうじんのハーフであるジジとピピ姉妹しまい。国の中でも指折りの魔術師で、ロンダの魔術ギルドのギルマスを務めていた上に英雄とまで呼ばれるドロテアさん。そしてその姪孫てっそんでありロンダの領主であるアルベルトさんの娘のアーリン。あとはドロテアさんの元冒険者仲間で、優秀ゆうしゅうだがアブナイ趣味しゅみを持つバルドーさん。そして、最近では俺の研修の設定をミスったことで神格を剥奪はくだつされ、この世界にやってきた元女神のアンナも仲間になったんだよな。
 もっとも彼女は、正式には責任を取る意味で俺の眷属けんぞくになっているわけだが。
 ともあれ、俺の知識を活かした『テンマ式研修』でみんなのステータスを育成したり、はたまた遊んだり。そんなことをしているうちに、なんだかロンダに居着いてしまったってわけだ。
 とはいえ町に住んでいたというよりは、空間を複製ふくせい出来る魔術――ディメンションエリアを用いて生成した、どこでも研修施設――どこけん内に建てたどこでも自宅内で暮らしていた、と言った方が実態には近い。
 どこ研には豪華ごうかな部屋や工房、プールまであって、かなり便利なのだ。
 でも、そこに入り浸って異世界を見て回らないのももったいない。
 そんなわけで、俺は仲間達とともに道や中継地を作りつつ、王都を目指すことにした。
 アーリンだけは、諸般の事情で別行動をしているが。
 しかしその道中も、一癖ひとくせも二癖もある仲間達のせいで、トラブルだらけだった。
 この間だって、A級冒険者パーティ・妖精の守り人ピクシーガーディアンに突然おそわれたわけだし。
 この辺りに異変がないか調べるよう依頼されていた彼らは見慣れぬ街(俺からしたらただの中継地なのだが)が前触れもなくできたことをいぶかしみ、中継地の門を叩いた。
 その対応に当たったのは、ピピ、ミーシャ、ドロテア、シル、ハル。
 ドロテアさん達は認識阻害にんしきそがいの仮面をつけていて、かつ俺の従魔のシルバーウルフ・シルや、ロンダ付近のダンジョンで出会ったピクシードラゴンのハルと念話で話していた。
『魔族は魔物と会話できる』と伝説や物語上では語られている。妖精の守り人は五人を魔族と魔物の集団だと勘違かんちがいして、攻撃を仕掛けた、という話らしい。
 また、妖精の守り人のリーダーのバルガスの妻であり、パーティメンバーでもあるマリアさんは石化ののろいを受けている。早く依頼を終えて帰りたいがために焦っていたことも、勘違いに拍車をかけた。そして、バルガスとマリアさんはともにドロテアさんの元冒険者仲間なんだとか……。
 ドロテアさんが彼らを忘れていなければ……とは思ったものの、今更言ってもせんない話。
 結局ドロテアさんへのばつは遊び道具を没収ぼっしゅうするだけに留め、アンナにマリアさんを解呪かいじゅさせた上で、妖精の守り人には三ヶ月の強制労働を命じることにした。
 そんなわけで、バルガス、マリアさん、ミイにタクト、ジュビロとリリアという、妖精の守り人の面々も加え、王都へ向かうことに。
 それ以降も貴族のゴタゴタに巻き込まれかけるなど、色々なことがあったが……ひとまず、こうしてここまで辿たどり着けて、本当に良かった。


 検問を終えて、王都の門をくぐる。
 王都には、予想より簡単に入ることができた。
 妖精の守り人が護衛ごえいしているのもあるが、なんと言ってもバルドーさんの存在は大きかった。
 彼はかなりのやり手で、各所とパイプがあるため、信用されているのだ。バルドーさんの存在に気付いた門番が、すぐに上司を呼びに行き、ろくな確認もなく通してくれるほどには。
 タクトとジュビロがあやつる馬車に乗って、『妖精の寝床』へ向かう。
 妖精の寝床は、マリアさんの妹さんがいとなむ宿である。
 とはいえ実質的なオーナーはマリアさんで、昔から彼女と付き合いのある人だけが宿泊するような感じの、極めて私的な運用がなされている。
 だからしばらくは妖精の寝床を貸し切るような形で、宿泊させてもらうことになった。
 ちなみに、馬をぎょしているタクトとジュビロの顔色は悪い。
 しつけきびしい祖母のメアリさんに会うのを恐れているのだろう。
 俺は王都の街並みをながめて、素直すなおに感動していた。
 人通りの多さがすごく、初めて見る種類の獣人もいる。
 商店や屋台も結構数があって、見たことのない食べ物や商品がずらりと並んでいた。
 横を見ると、俺と同じく王都を初めて訪れたジジにピピ、ミーシャも目の前の光景に目をかがやかせている。
 かつて、マリアさんを治療する目的やバルドーさんを送る目的で、空を飛んで何度か王都を訪れていた。
 ただ、そのときは目立たないように路地裏や建物の屋上に降りただけで、ゆったり街並みを見る余裕なんてなかったのだ。
 う~ん、王都を見て回るだけで何日必要かなぁ?
 馬車を降り、歩いてじっくりと見て回りたいが、ひとまずは妖精の寝床へ向かうのが先決だと自分に言い聞かせて我慢がまんする。
 そして、視線を馬車の前方へと移す。
 馬車の前を、バルガスとシルが先導している。王都でも有名なバルガスが連れて歩けば、めずらしい上に強いシルバーウルフがいても騒がれすぎないだろうという判断だ。
 その目論見もくろみ通り、シルを怖がる人はいなかった。
 どころか、真っ白でモフモフの毛並みには、街行く人の好意的な目が向けられている。
 ……まるで自分の従魔のように自慢気にシルを連れて歩くバルガスにちょっとムカつくが、我慢我慢。
 馬車は大通りを抜け、小道に入り――気付くと、妖精の寝床の前に到着していた。
 すぐに馬車を降りて、妖精の寝床の中へ。
 すると、メアリさんが満面の笑みで出迎えてくれた。

「ドロテア様、バルドー様、そしてテンマ様、ようこそおいでくださいました。精一杯のおもてなしをさせていただきます」
「うむ、メアリにも久しぶりに会うのぉ。しばらく厄介になるのじゃ!」

 ドロテアさんは、メアリさんを昔から知っているみたいだ。
 マリアさんやバルガスとも古い付き合いだと考えると、当然と言えば当然か。
 食堂へ移動し、部屋の準備が整うのを待つ。
 マリアさんとバルドーさんがメアリさんと相談して、部屋割りを決めてくれるらしいのだ。
 少しして、マリアさんがやってきた。

「部屋の割り振りが決まりました」

 一階は、二人部屋にミーシャとリリア。マリアさんとミイは先日までマリアさんが療養りょうようしていた部屋。バルガスは一人部屋、という割り振りだった。
 それ以外の面々は二階の部屋が適当に割り当てられているみたいだ。
 マリアさんと同部屋になりたいバルガスは懸命けんめい抗議こうぎしていたが、受け入れられるわけもない。
 あ、ちなみにバルドーさんは妖精の寝床で寝泊まりしないらしい。
 朝夕の食事は一緒に食べるが、まだ色々と調整をつけねばならぬことがあるため、日中は各地をせわしなく飛び回ることになるんだとか。
 マリアさんの話では、バルドーさんは少し前まで王都にずっといたのだが、どこに住んでいるのかは誰も知らないという話だ。
 さて、そんなふうに部屋割りをしてもらったものの、俺らは基本的にはどこでも自宅で過ごすことになる。
 今回もいつものように、どこ研の入り口を配置した部屋には許可した者のみが出入りできるようにする予定だ。


 ◇   ◇   ◇   ◇


 翌朝、食堂で食事しながら、俺は今後の予定について切り出すことにした。
 もっとも、昨晩の夕食を食べたあとにそれぞれ希望を聞いて、どうするかは決めてあるのだが。

「今後の予定を確認しておきましょうか。ドロテアさんとマリアさんは一緒に行動するんですよね? そして、空いている時間を使ってミイの魔術の訓練をしてくれるとか」

 ドロテアさんは『マリアと一緒に動くのじゃ!』の一点張りで、何をするのかを詳しくは話してくれなかった。
 不安はあるものの、結局、問題さえ起こさなければ良いか! と割り切った形だ。

「そうなのじゃ!」
「お姉様の面倒は任せてください」
「それはどういう意味なのじゃ!?」

 ドロテアさんはぎゃあぎゃあ言っているが、まぁ、マリアさんがしっかりしているからどうにか手綱たづなにぎってくれることだろう。
 そして――

「ハルも、その二人と行動してくれ」

 ハルはマリアさんになついているというか、餌付えづけされているというか……居心地いごこちが良さそうにしているので、二人に任せることにした。
 ……ドロテアウイルスとハルウイルスが反応して、予想外のウイルスに変異しないことを祈るばかりだな。
 二人と一匹がうなずいてくれたのを見て、俺は話を進める。

「ミーシャ、リリアとタクト、ジュビロの四人は臨時りんじで冒険者パーティ『狐の守り人フォックスガーディアン』を結成して、王都周辺のダンジョンに行く。バルガスは彼らの監督かんとくと護衛……ってことで良いよな?」

 ミーシャはまだ冒険者ランクこそ低いが、実力はそれなりにある。
 足りない経験を積ませるために、彼らと一緒に冒険者活動をさせようって話だ。
 しばらくは日帰りで探索たんさくできる範囲はんいで、ミーシャのレベルと冒険者ランクを上げてもらって、特に問題がなさそうだったら泊まりで探索をさせることも考えている。
 決して面倒だから任せたのではない…………ごめんなさい。

「待てよ、俺は納得できねぇぞ!」

 バルガスが文句もんくを言ってきた。

「悪いが、妖精の守り人の処遇しょぐうを決める裁判で、俺のために強制労働をしてもらうことは決まったはずだ! 今更文句を言うのは、男らしくないぞ!」
「違う! 役割に関しては問題ねぇ。しかし、これはなんだ!? そして、こいつらはなんで文句も言わずに普通に受け入れているんだよ!」

 バルガスの右手には、俺が作った狐耳と狐尻尾しっぽが握られている。
 そして左手で指差した先には狐耳と狐尻尾をつけたリリアとタクト、ジュビロがいる。
 三人は、自分の狐耳と狐尻尾をうれしそうにモフっていた。

「パーティ名にちなんで、狐耳と狐尻尾をつけるのは当然だろう。なんたって可愛かわいいし、本人達も納得している。問題ないはずだ!」

 リリア達は、俺の言葉に対して嬉しそうに頷いている。

「別に狐の守り人だからって、狐獣人セットこんなものをつける必要はねえだろ! いや、こいつらに関しては納得しているから百歩ゆずって仕方ないとしよう。でも、なんで俺の分まで用意されているんだよ!」

 一緒に行動するわけだし、おそろいの方が良いかなと思って用意したのだが、どうやら気に入らないらしい。
 ちゃちゃっとつければ良いのに……面倒な男だ!
 そう思っていると、マリアさんが笑顔で言う。

「あら、私は可愛いから好きよ。ケモミミをつけたバルガスに襲われるのも、悪くないかもね」

 バルガスは無言で狐耳と狐尻尾をつける。
 うん、似合わないな!
 そう思ったのは俺だけじゃないはずだ。

「ま、まあ! 野性味が増したわ! ……いや、ないわね」

 マリアさんの最後の一言は小声だったのでバルガスには聞こえていなさそうだな。
 現に彼は、嬉しそうに狐尻尾をでている。


 なんだか、バルガスがちょっと気のどくになってしまう。
 居たたまれなくなった俺は彼から視線をらし、ピピとミイの方を向く。

「ピピとミイには、訓練を続けてもらう」

 自分より年齢が下のピピに痛めつけられるのは、精神的にクる。ピピとの訓練と聞いて、ミイは絶望したかのような顔になった。
 俺は続けて言う。

「だが、ミイにはまず、王都の案内をお願いしたい。ピピもまずは、一緒に街を巡ろうな。ジジとシルも」
「……分かりました」

 ひとまず訓練を先送りにできると思ったのだろう、ミイはホッとした表情で返事してくれた。
 ピピも「わーい! 王都巡りぃ~!」なんて言いながら、シルと一緒に楽しそうにはしゃいでいる。
 ジジもわくわくした顔で頷いている。

「アンナはドロテアさんから頼まれていることがあるんですよね? 相談して事に当たってください。バルドーさんは引き続きみんなのサポートと、諸々の調整をお願いします」

 そして俺は最後に、一番大事なことを言う。

「それでは皆さん、くれぐれも問題を起こさないようにしてくださいね」

 ……この発言がフラグにならないことを、祈るばかりだ。





 第2話 狐の守り人



 朝食をったあと、妖精の寝床を出たバルガスと狐の守り人は、まず冒険者ギルドに向かうことにした。
 臨時パーティとはいえ、冒険者ギルドに登録しておいた方が何かと都合が良いだろうという話になったのだ。
 ふとバルガスは、すれ違う人々が自分達をけているような気がして、口を開く。

「なんか、周りの視線が変じゃねえか?」
(((バルガスさんが目立っているせいだよ!)))

 リリアとタクト、ジュビロの三人は、内心でそう叫んだが、口には出さない――いな、出せない。
 すれ違う人達は、まったく似合わない狐獣人セットをつけているバルガスを気味悪がって、避けている。
 しかし、それを言葉にして伝えるのは、かなり残酷ざんこくだと考えたのだ。
 そして、同じく狐獣人セットを身に着けている、他のメンバーはどう見られているかと言えば……。
 リリアは老若男女ろうにゃくなんにょ誰からも『可愛らしいな』という好意的な目で見られていて、タクトとジュビロは様々な世代の女性から好意的――をえて、熱をびた視線をそそがれている。
 何はともあれ、冒険者ギルドの近くまでやってきた。
 冒険者達は、バルガスを見てぎょっとしてから、他の三人を見て顔をほころばせる。
 そして再度普段とは違う四人の格好かっこうを訝しみ、コソコソと内緒話を始めた。

(……なんだあれは? リリアは可愛いが……)
(もしかして新たな願掛がんかけか?)
(タクトとジュビロは、悪くないかも!)
(あの尻尾を撫で回したいわぁ!)
(バルガスさん、ついに変に……)

 他三人はともかく、バルガスは、あまりに似合っていなすぎて心配すらされてしまう始末。
 しかしバルガスは、自分が似合いすぎているあまり、みんなが自分をこそこそめているのだと勘違いしていた。
 そして、自信満々に冒険者ギルドに入っていってしまった。
 そんなバルガスの背中を、リリアとタクト、ジュビロは呆れた顔で見つめる。
 そして、同じことを決意するのだった。

(((バルガスさんと一緒に行動するのはつらすぎる! 早く別行動できるように頑張ろう!)))

 バルガスがギルドの中に入ると、それまで騒がしかったギルドが一瞬で静かになる。
 しかし、バルガスは羨望せんぼう眼差まなざしを注がれているのだと勘違いし、胸を張って受付へ。
 すぐさまやってきた受付じょうが、バルガスに話しかける。

「バルガスさんお久しぶりです。今日はどのような用件でしょうか?」

 彼女の名は、ネフェル。王都の冒険者ギルドの受付の職員をたばねている。
 この世界では魔力量が多いと、外見がけにくくなる。ネフェルは四十三歳だが、元々冒険者をやっており、ジョブが魔術師だったために魔力量が多く、三十歳過ぎにしか見えない。
 彼女はいつも優しく微笑ほほえんでいるものの、その実非常に厳しい。横暴な冒険者を容赦ようしゃなく得意の結界魔術で拘束するため、冒険者からは非常に恐れられている。
 厳しく、やり手な彼女は、バルガスの格好を見て何かあったのかと訝しむが、ひとまずはそれを表情に出さないようにしつつ話を聞くことにする。

「おう、実は先日ゴドウィン侯爵から指名を受けて受注した依頼に失敗したんだ。その報告と、新しい冒険者パーティの登録に来た」

 ゴドウィン侯爵は『ラコリナ周辺の盗賊とうぞくの討伐が遅れているから、それを手伝いつつ、ラコリナに来る予定のドロテア一行の警備をするように』と依頼を出していた。
 盗賊はテンマ達があらかじめ捕縛ほばくしていた上に、妖精の守り人はドロテア達に攻撃を仕掛けてしまった。
 完全なる任務失敗である。
 とはいえ、それを正直に話してしまえば話がこじれるわけだが、基本的に考えが今一歩足りないバルガスがそんな配慮をするはずもない。
 そして、ネフェルは当然、深刻な表情になる。

(任務を失敗したにしては表情が明るいわ……。もしかして狐獣人の姿をしているのは、心がこわれてしまったからってこと……? 新しい冒険者パーティの登録っていうのも、失敗を気に病んで心機一転、再出発したいとか考えているのかしら!?)

 そんなふうに推測すいそくし、ネフェルは言う。

「バルガスさん、奥で詳しい話を聞かせてくれますか?」
「お、おう、そうだな。色々と話しておきたいこともあるから、ちょうど良い」

 バルガスはネフェルが露骨ろこつに不安そうな表情をしていることに戸惑とまどいながらも、そう答えた。
 ネフェルはバルガス達を特別室に案内しながら、ひそかに決心を固める。

(妖精の守り人はマリアさんというまとめ役がいたから成り立っていた。でも、バルガスさんも実力者なことは確かよ。なんとか立ち直ってもらわないと!)


感想 441

あなたにおすすめの小説

ちっちゃくなった俺の異世界攻略 表紙

ちっちゃくなった俺の異世界攻略

祝 書籍化決定!! あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた! 精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
ファンタジー 連載中 長編
文字数:413,497
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます 表紙

没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます

生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。 彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。 優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。 それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。 その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。 しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。 ※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。 詳細は近況ボードをご覧ください。
ファンタジー 完結 長編
文字数:609,294
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました 表紙

私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました

政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。 だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。 「彼女は可哀想なんだ」 「この子を跡取りにする」 そして人前で、平然と言い放つ。 ――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」 その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。 「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
恋愛 完結 短編
文字数:52,731
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~ 表紙

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。
恋愛 完結 ショートショート
文字数:9,943
貴族令嬢、転生5秒で家出します。 目指せ、ソロ活山暮らし 表紙

貴族令嬢、転生5秒で家出します。 目指せ、ソロ活山暮らし

【祝・書籍化】第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます! 2026年7月発売です。4万字以上エピソード追加しました。 感想もありがとうございます! なかなか返信できておりませんが、全て拝読させていただいております。 貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。 前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元宮廷魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
ファンタジー 連載中 長編
文字数:210,794
元大学生の異世界辺境伯ライフ-1-〜神のミスで全加護を得た俺、ステータス偽装で目立たず別世界の神の侵略を食い止める冒険記〜 表紙

元大学生の異世界辺境伯ライフ-1-〜神のミスで全加護を得た俺、ステータス偽装で目立たず別世界の神の侵略を食い止める冒険記〜

平凡な大学生だった俺は、ある日突然、神のミスによって命を落としてしまう。 そのお詫びとして異世界へ転生することになったのだが、なぜか二度目の神のミスまで重なり、世界中の神々から"ありえない数の加護"を授かってしまった。 転生先は、辺境伯家の少年・アッシュ。 六歳で加護を授かるこの世界で、俺は規格外すぎる力を手に入れることになる。 しかし、その力はあまりにも危険だった。 だからこそ俺は、ステータスを偽装し、「少し優秀な六歳児」を演じながら、平穏な辺境伯ライフを送ることを決意する。 ……そのはずだった。 王都への旅、個性豊かな仲間との出会い、次々と巻き込まれる騒動。 そして、この世界の裏で静かに動き始める、誰も知らない大きな脅威。 目立ちたくない最強少年が、知らぬ間に世界の運命へと巻き込まれていく――。 これは、最強なのに平穏を望む少年・アッシュが紡ぐ、爽快異世界ファンタジー。
ファンタジー 連載中 長編
文字数:394,256
『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた 表紙

『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた

侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。
ファンタジー 完結 短編
文字数:9,553
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~ 表紙

真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~

皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。 だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。 しかし彼女は知らなかった。 帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。 これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。
ファンタジー 完結 短編
文字数:22,384