理系少年の異世界考察
はっと気づくと、高校生の宇田川卓人は異世界の戦場に転移していた。
大けがを負った卓人は幼い時期から育ったという人里離れた孤児院へ連れて行かれる。そこでは妹というエミリやその他多くの子供たちに温かく迎えてもらえた。どうやら名前も同じ、顔かたちもそっくりな別人と入れ替わってしまったようだ。とにもかくにも何も知らない世界での生活を手に入れることができた。
この世界では多くの人が魔法が使えたが、卓人にはできなかった。それでも興味を失わなず、科学的な知識をもって分析してみたところそれなりの成果を上げることに成功する。
元々のこの世界の卓人は兵学校に通う軍人予科生だった。けがが治ればまた戦場に戻らなければならない。戦争なんてテレビの向こうのこととしてしか知らない卓人にとっては絶対に嫌なことだった。しかも戦闘に必要な魔法も使えない。だけど、妹のエミリは心から兄を慕っている。偽りの自分がいつまでもこんな所にいてはいけない。本物の兄を探すために兵学校へ、戦場へ戻ることを決意する。
何ももたない少年が要領を得ない世界で苦悩し知恵を絞りながら成長していく、王道のストーリーです。
大けがを負った卓人は幼い時期から育ったという人里離れた孤児院へ連れて行かれる。そこでは妹というエミリやその他多くの子供たちに温かく迎えてもらえた。どうやら名前も同じ、顔かたちもそっくりな別人と入れ替わってしまったようだ。とにもかくにも何も知らない世界での生活を手に入れることができた。
この世界では多くの人が魔法が使えたが、卓人にはできなかった。それでも興味を失わなず、科学的な知識をもって分析してみたところそれなりの成果を上げることに成功する。
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何ももたない少年が要領を得ない世界で苦悩し知恵を絞りながら成長していく、王道のストーリーです。
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よくある軽いライトノベル風ではないが世界情景が丁寧に描かれていると思う。
タイトルにもあるが色々と起こる事について科学的というか理学的というか独特の解釈が味になって気がついたら続きを読んでいるスルメ話。
WEB小説で挿絵があるのはイメージが湧いてありがたいですね。
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現在公開されている所まですべて読みました。
ファンタジー世界を舞台にしたSFというのがいいかもしれません。
知識は豊富だけどどこか間抜けな主人公がいい味出しています。
男性キャラ、女性キャラも魅力的で、とくにエミリちゃんは守ってあげたくなる。
ストーリーが急に重くなったけどメッセージ性が強く、ぐっとくるものがあった。
何よりも科学の未解明な部分についてアグレッシブにチャレンジしているところが感心した。たいていのSFがはっきりわかっている理論かまたは謎理論を出すかのどちらかだけど、真偽はともかく既知の理論から発展的に理論を構築している。こういうタイプのSFは自分は見たことがない。
挿絵があるのがいいです。キャラのイメージがわいて楽しく読めます。少しずつ増やしておられるようなので、新しい挿絵にも期待したい。
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