不完全つがいは「待て」ができない
自分がβだと信じて生きてきた藤ヶ谷駿は、突然のヒートにより本当は自分がΩだったことを知る。発情時に一緒に居合わせた友人のα・透真のラットを誘発させ、挿入は回避したもののうなじを噛まれてしまう。「駿の人生を台無しにした」と嘆く透真を、駿は事故だからお互い様だと慰める。「フェロモンも薄いし発情期もほぼないから」と、不完全につがいになったことを告げずにβとして生きていくことを選ぶ。
長らく離れて生活していたが、お互い社会人になってから再会した透真は「ぼくのつがいは、駿しかいないよ」「あの時、最後までモノにしてれば、もっとちゃんとつがいになって、駿とずっと一緒にいられたのに」と、昔の押しの弱さが嘘のような勢いで迫ってきて──。
押しの弱さを後悔していた拗らせα × 恋愛感情の自覚がない鈍感Ω
楽しんでいただければ嬉しいです。
こちらの作品は他サイト様にも投稿しております。
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