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第1章 第6話 〜ナンパ男達を撃退!?〜

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 俺はあれから、ステータスと睨めっこしていた。
だが、考えても考えても闇に落ちる……だって、いきなり、雑魚スキルがチートスキルに変わるものなんだぞ? どうやって、扱えばいいんだ?

 ここで、俺はため息を付きながら思った。

 まぁ、俺のスキルや魔法に関して追求するのは……もういいや……
 もう半ば、諦めであった。だって、そうだろ?
所詮、、雑魚だったと思ったスキルがあんなチートスキルに進化覚醒するとか思ってないだろ? それを皆は、喜ぶか? まぁ、喜ぶやつもいるかもしれないが……俺みたいな人は必ずしも居るはずだ……

 ━━━━━━そう信じたい。俺は……。

「きゃぁぁぁ!!!」

 はぁ……嫌な予感がするが……王国の外から助けを求めてる人がいるなぁ~。
……どうするか。まぁ、多分……俺の予測なら、"あいつ"だな
 そう思いながら俺は、″敵″がうじゃうじゃと居るかもしれないから……周りを警戒しながら且つ、急いで叫んだ方向に向かって走った。
すると、そこには…

ナンパしてる男性3人と、女性が1人だった。
しかも、その女性は全裸でタオルを体で大事な部分を隠しながら巻いていた。うん。元生徒会長だ。

 一生懸命、逃げようとしているが……その男性3人組は、元生徒会長を囲んでいる。
 そのナンパしている男性3人組のリーダーは言った。

「おい、姉ちゃんさ。俺達と遊ぼうぜ? なぁ?」

 と、断ったらどうなるか……分かるよな~?って言う殺気とオーラを出しながら、言った。

「いやですよ。見て分かりませんか?
やめてください……!」

 ━━━━あぁ~この状況をなんて言うか何となくわかった。アニメとか漫画でよく見る″テンプレ″だ。

「あぁ……??
なんだと……?」

 すると、ナンパのリーダーは…元生徒会長を殴ろうとした。だが、俺が寸前で止めた。

「あ゙ぁ? 誰だぁ~? テメェはぁ~?」

 流石の反応だった。
思わず、テンプレすぎて笑いそうになった。

 しかしぃ~。どうしようか。名乗りを考えてなかった。
 でも、適当に言っておくか。
これでも、元の世界では…だったし。

「俺か…? 俺は通りすがりの破壊者とだけ言っておくよ」

「はぁ…!? カッコつけてんじゃねぇぞ、このクズが!!」

 リーダーの横にいた2人が詠唱を始めた。
それを、俺は時空間の魔法で時を早めて、自爆魔法に変えた。

「なぁ!??!」

『制御をしていれば……巨大な威力の魔法になっていたのに……残念だ。』
 と、心でいいながら…相手は魔法の制御が出来なかったのか……案の定、自分の魔法と俺が掛けた自爆魔法で……自爆して、倒れた。
 そして、俺は……リーダー達に【まだ、やるか?】と言う視線を向けて睨んだ。

 すると……リーダー達はと、言うと、、、

「━━━ひぃ……!?  化け物がァ!!」

 そうすると……リーダー達は、暴走魔法を発動させたらしい。

 暴走魔法とは、自分の体を何倍にも暴走させることで……極大的なステータスに跳ね上がる魔法だ。

「なるほどな……?  ならば…」

 俺は、【レベリングキャンセル】から【オール・∞】に変えて……スキル 龍我により巨大な龍になっていた。
 すると、リーダー達は驚いて……暴走魔法が切れ。
そそくさと、、リーダーと一緒に居た2人は、地面に倒れつつも逃げていった。

「ふぅ……何とかなったかな~?」

と、言って帰ろうとした……すると、、、

「ま、待ってください!」

元生徒会長に……声をかけられ止められてしまった。

「ねぇ、あそこの国王なんだよね?」

 それを聞いてどうするんだろう……と思いながら、言った。

「だっだら、どうする?」

と、言い返すと……元生徒会長は、言った。

「だったら、私をあなた様の勇者にしてください!!  いいえ、許嫁でもいいです!!  あなた様のためならば、私は体を差し出しましょう!!  さぁ、行きますよ!!」

「え、えぇぇぇぇぇぇぇえ!??!」

 半ば、強引に連れて行かれた。
本当に、なんなんだ? こいつは……。

 そして、俺らはまず……元生徒会長の服を買いに行き、、落ち着くカフェについて……俺は珈琲とサンドイッチを……そして彼女は、紅茶とアップルパイを食べつつ、軽く雑談をしていた。

 まぁ、簡単に言うならば……王都は地獄だったらしい。セクハラや暴力、扱い方が雑、守らなければキレ……もう、どうしようもないクズだったらしい。

 まぁ、召喚されて俺を追放していれば……まぁ、The・テンプレだな。これ……。

そして……ここからが本題だ。
 俺と一緒に召喚された他の生徒たちは……行き場が無くなっていて、どうしたらいいのか分からなくなっている。

 まぁ、俺がやる事は1つ……。

「とりあえず、、全員の世話は俺がする……。
だから、俺の国に来いよ……。神都……に。」

 ……と・・・・・・。
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