その杯に葡萄酒を

蓬屋 月餅

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第一章

1「青みがかった灰色の瞳」

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 陸国の中央広場から5つの地域と城までの区画を隔てるように伸びている大通り。
 その大通りにはそれぞれ隣同士である地域のどちらの特色も当てはまるような専門的な職業に関する工房が多く立ち並んでいる。
 鉱業地域と酪農地域を隔てるこの大通り【鉱酪こうらく通り】にある工房はまさにその特徴をよく反映していると言えるだろう。
 【貨物運搬を担う牛や馬などの家畜を管理している酪農地域】と【金属加工などを行う鉱業地域】の2つの特徴を兼ね備えた専門職の工房。そう、『荷車修理のための工房』である。
 陸国では各地域との物資などの運搬、移動のためによく牛や馬に荷車を引かせているのだが、その荷車は大部分が木製のため、毎日そうして酷使しているとすぐに車輪や荷台が傷んでしまう。
 少しでも荷車が長持ちするように、と陸国では石畳の歩道とは異なる造りをした【家畜通路(荷車や牛、馬のための専用通路)】を張り巡らせたり、荷車を製作している工芸地域の職人達も荷車の用途に適した木材選びと加工を施すなどの様々な工夫をしているのだが、それでも故障を完全になくすことはできないのだ。
 故障した荷車は定期的に(もしくは飛び込みで)整備に回されるため、大通りに立ち並ぶ荷車の整備工房はどこもすべて常に多忙を極めている。

 黒髪の男、『こう』はそんな中の一軒で働く整備士だ。

ーーーーー

「親方、それじゃ今日はこれで失礼します」
「おう。お疲れ、また明日な」
「はい、また明日」

 鉱酪通りにあるごく普通の工房から出た『こう』は酪農地域の方面へと歩き出した。
 黒曜石のような黒髪にがっしりとした体つき、少し上背のある背格好をした寡黙な雰囲気が漂う男、こう
 彼は酪農地域生まれ、工芸地域育ちの23歳だ。
 通常陸国では生まれた地域内でそのまま育つことが多いのだが、彼の場合は幼い頃に両親が亡くなってから5つ年上の兄と共に母方の祖父母がいる工芸地域で育ったため、本名は生まれの地である『酪農地域の言葉』でつけられているにもかかわらず『馴染みが深いのは工芸地域』、という少々陸国の中では珍しい出自をしている。
 育ての親である母方の祖父は元々陸国の城で音楽をしていた楽師であり、楽器職人の娘だった祖母と結婚して城の敷地内に長く住んでいたのだが、晩年は祖母の実家がある工芸地域に引っ越してきて木工場もっこうばで楽器の修理をしたり、音楽を教えたりするなどしていた。
 そんな祖父の影響もあって幼い頃から木工に関して特に親しみを持っていたこうと兄。
 兄は祖父のように楽器の修理や製作をする楽器職人になったが、1枚の板や1本の棒があっという間に車輪などに姿を変えて荷車となっていくところに大きな感銘を受けた夾は、やがて荷車職人となる道を選んだ。

 そうして木工場の職人達から何年もかけて学び、荷車に関するすべてを一から身につけた夾。
 そのまま工芸地域で荷車職人となっても構わなかったのだが、整備を専門に行うことにしたのにはいくつか理由がある。
 一つは【自身が整備、修理することで一台でも多くの荷車に長く活躍してほしい】と思ったから。
 もう一つは【整備士が少なくて多忙だと聞き、力になりたい】と思ったから。
 そしてさらにもう一つが…【のため】だ。
 これは決して兄弟仲が悪いという意味ではない。
 むしろその反対で、彼は兄にのだ。
 幼い頃から年上の木工職人達によく可愛がられていた彼は7歳上の兄からも散々そうしてことあるごとに世話を焼かれており、もちろんそれはありがたいことなのだが(いい加減兄さんから離れて静かに暮らしたい)とも思っていたため、成人して職人としてもひとり立ちできるようになった頃を見計らって家を出ることにした。
 祖母も祖父も数年前に亡くなり、さらに兄が以前から恋人関係にあった幼馴染の女性との結婚を決めたから、ということも1人暮らしを決意した理由の一つだ。
 彼の兄は当初1人暮らしをするという夾の話を聞いて渋っていたが、「じいちゃんが時々掃除しに行ってた俺達の生家(両親と共に幼い頃住んでいた酪農地域にある家)を引き継ぎたいんだ」という説得を受けてついに彼を送り出すことにしたらしい。

 それから2年。
 彼は荷車職人からの紹介で知り合った親方の下、鉱酪通りの鉱業地域側にある荷車整備工房で整備の仕事をしている。
 彼の歳でここまで完璧に荷車のことを知り尽くしている者はそうそういない上、真面目な性格も相まってよく働く彼はやはりここでもよく可愛がられていて、1人暮らしになったという点を除けばあまり工芸地域にいたときと状況は変わっていない。
 しかし彼にとって荷車の整備というのはまさに天職なのだ。
 1人暮らしをしている家は他との行き来にはあまり便利とはいえない場所にあるものの、それでも一向に構わないと思えるほど彼はこの生活に満足していた。

ーーーーー

 今日も一日の仕事を終えて1度帰宅した彼は、仕事によって汚れた体を浴室で軽く流してから夕食を摂るために再び鉱酪通りまで出て行き、とある一軒の食堂に入る。
 落ち着いた雰囲気が漂うこの食堂は【柳宿りゅうしゅくうつわ】という、夕食を提供するための場だ。
 陸国ではほとんどの食堂でその日提供される献立があらかじめ決められていて、着席すると誰にでも同じものが配膳される。
 しかし、夕食を提供する食堂では日中のうちに農業地域や漁業地域、酪農地域が各家(もしくは)に配りきれなかったもの、つまり余った食材なども合わせて配達されるため、事前に決められている献立の他にも何種類か用意されていることがあるのだ。
 こうは食堂の中の端の方にあるすっかり定位置と化したお決まりの席に座ると、食堂を切り盛りしている男に献立を指定してから、茶杯に注がれた水を飲みつつ料理が運ばれてくるのを待った。

ーーー

 彼がこの食堂を利用するようになったのは、工房で親方から「夕食くらいはどこかの食堂で食べたらどうだ」と言われたことがきっかけだった。
 彼は至って真面目な性格をしており、自宅と職場である工房との行き来以外はほとんどしないような人物なので、朝食と夕食を自炊してしまえば人と会う機会はまったくと言っていいほどなくなってしまう。
 彼自身はそれこそ気楽でいいと思っていたのだが、親方に「どこか気に入る食堂を見つけるといい」と促されたこともあり、結局いくつかの食堂の味を試して回った後で一軒の食堂に通うことを決めた。
 鉱酪通りの中でも少し奥まったところにあり、最も落ち着いた雰囲気を醸し出していた食堂【柳宿りゅうしゅくうつわ】。
 どちらかというと酪農地域からの人が多い食堂らしく、鉱業地域での知り合いが少ないことも彼にとっては都合がよかった。
 口に合う料理、適度に雑音のある環境、そして程よい距離感の人々。
 どれも彼の好みであり、そこが彼の馴染みの場所となるのも当然のことだった。

ーー

 そう時間が経たないうちに夾の元に運ばれてきた料理。
 彼が選んだのは【豆と干し肉の煮込み】や野菜の小鉢などの一揃いだ。
 昼のうちから丁寧に煮込まれた料理、そして注文してから焼き上げるなどする料理はどれもとても香りが良く、食欲をそそる。
 夾は早速料理を口に運び、その美味しさに舌鼓を打ちながら徐々に賑わいを増していく食堂の中を見渡した。

 この【柳宿の器】という食堂は少し変わった造りをしている。
 外見こそよく見かけるようなものだが、すぐ隣にある酒場とを隔てる壁が一部を残してすっかり取り払われており、ちょうど内部で食堂と酒場が一体化したようになっているのだ。
 そのため隣にある酒場とは表の戸を介さずとも簡単に行き来できるはず、なのだが…不思議なことにその境にはがあって、まるで結界でも張ってあるかのようにそこを乗り越えることができない。
 見たところ、境の部分には元々の壁の名残だと思われる小さな段差がある程度なのだが、やはりそこを超えようとすることはなかなかできないものなのだ。
 しかし、夾にはなぜかそんな隣の酒場の雰囲気もこの食堂と同じか、それ以上に好ましいと思えていた。

 美しい飴色に色づいた木材と、色とりどりの草花模様があしらわれた硝子製の化粧板によって構成された壁一面を覆う棚。
 そこに並ぶ大小様々、色彩豊かな酒瓶。
  1人か2人でしっとりと酒や軽食を楽しむ男達。
 そして…どうもその酒場のであるらしい、『明るい髪色をした若い男』。
 
 それらが織りなすその光景を目の端にでも捉えておきたいがために、彼はわざわざ食堂での定位置をこの酒場との境界ぎりぎりの所の席にしたほどだ。
 このを越えることも、外からきちんと戸を開けて入ることもなぜか躊躇してしまう酒場。
 だがそこには確実に夾を惹き付けるがあった。

ーーーーー

 いつも通りに食事を終え、しばらくゆったりと時間を過ごしてから食堂を後にするべく外に出ると、途端に初夏の宵の、涼しさを感じるような風が辺りを吹き抜けていく。
 なんとも心地良い清涼感だ。
 こうは深呼吸をしてその空気を胸いっぱいに味わう。
 これから彼は鉱酪通りを抜け、大きな川に架かる橋といくつかの民家を越えた先にある自宅に戻らなければならないのだが、今の時間帯はちょうど鉱酪通りに人通りがないため、このままのんびりと散歩でもするような気分で帰ることができそうだ。
 あまり暗くならないうちに帰らなければ、と歩き出そうとする夾。
 だが、そこでふとすぐ隣のの前辺りからなにやら話し声がすることに気付いて足を止めた。
 なんということはない、ただ気にせずにそのまま通りまで出て行ってしまえば良かったのに。
 にもかかわらず、なぜか彼は思わず一歩下がってその様子を伺っていた。

「こら、酔ったフリするなよ」
「ん~…」
「こいつ…!あんなもんじゃ酔わないだろ?なにがしたいんだよ!」

 酒場の戸のところで話しているのは『小柄な男』と『まったく平凡な体格をした男』の2人だ。
 どうやら小柄な男の方は酔っているらしい、のだが…それが本当のことなのかどうかは分からない。
 体を支えられていながらも、足元はやけにしっかりとしているように見える。
 それにまだには早い時間だろう。
 一体何事かと隠れて見ていると、さらにもう一つの「いいね~、甘えられるなんてさ」という声が聞こえてきた。

「酔ったときに頼りにされてるのって、なんか良くない?ってことで、後は頼むよ」

 あはは、と愉快そうに言っているのは例の酒場のであるらしい『明るい髪色をした男』だ。
 小柄な男を支えている平凡な体格の男が「おい、あんたまで…」と呆れたといわんばかりに言うと、『明るい髪色をした男』はより一層愉快そうになってクスクスと笑う。
 そうして取り留めのないようなことをいくつか話した後、男は小さくため息をつきながら「ほら、いい加減帰るぞ」と小柄な男の体を支え直したが、小柄な男は頑として動かず、やがて小さく「んん…」と唸ってから駄々をこねるようにして言った。

「おんぶ、して?」
「お、おまえっ…」
「ん…おんぶ…おんぶ、してくんないの?」

 そのねだるような声音はほとんど意図してのものだったに違いない。
 ここからは はっきりとは見えないが、どうやら角度的に絶妙な上目遣いも繰り出していたことだろう。
 絶句する男。
 『明るい髪色の男』は「うわぁ、これはぜひおんぶしてあげなきゃだろ」とさらに笑った。

「見せつけてくれるよなぁ~、ほら、早くおんぶして家に連れ帰ってやってよ。だいぶみたいだからさ、あはは!」
「こいつっ…本当に…!」

 結局そんなやり取りを経て、男はやれやれと首を振りつつも小柄な男を背に乗せると、酒場から2人の内のどちらかの家があるらしい方向へと歩いていった。
 おぶられている小柄な男がこっそりと(やけにしっかりとした様子で)『明るい髪色の男』に向けて手を振っていたのは、きっと秘密にしておくべきことなんだろう。

 遠ざかっていく2人。
 こうはその後ろ姿を見つめながら、ぼうっと(へぇ…大胆なことをするな)と考えていた。
 いくら人通りがないとはいえ、なかなかああして外でくっつき合っている様子というのは男女のものであっても目にすることはほとんどない。
 こうは工芸地域の中でも特に人の行き来があるような場所『木工場もっこうば』に丸一日いることもよくあったため、様々な人間関係については一般的な人よりも多く見聞きしてきており、荷車に関する知識と共に『人間関係についてを機敏に察する目』を養ってきたといっても過言ではなく、先ほどの2人についてもすぐにその関係性がどういったものなのかを理解していた。
 世の中には色々な人がいるものだ。
 幼い頃から工芸地域にいて、すでに同性間での『という関係を超えたものであるらしい姿』を(稀ではあれども)目にしてきていたこうにとっては、そうした関係性は珍しいものでもなんでもなく、ただただあの2人に関しても『あんなにもあからさまなことを こんな大通りでするとは』という感心じみた思いをもったというだけのことだった。

 しかし、何とも仲睦まじい様子で去っていった2人のことをじっと見てしまっていたばっかりに、こうは酒場の方に戻ろうとしたらしい『明るい髪色の男』に気付くのがほんの一瞬だけ遅れてしまい、ばったりと顔を合わせる羽目になってしまった。
 どうやら一連のやり取りを目撃していたことを悟られてしまったようだ、と途端に頭のてっぺんから足先までの全身を気まずさに包まれる夾。
 …ここでも、すぐに何事もなかったかのように装いつつ、軽く会釈でもしてから立ち去ってしまえばよかったのに。
 しかしどういうわけか、夾は視線を逸らして呟いていた。
 今さっき見た2人組の男達の、とは違うその関係性を脳裏によぎらせながら、しどろもどろに、焦る気持ちのまま。

「あんな…男同士で、こんな…」

 横道や建物の影などでならともかく、大通りで。
 そう言おうとしたこうだったのだが、次の瞬間、彼は腕を引かれたかと思ったときにはすでに物陰になっているところの壁に背を押し付けられていた。
 それはまったくなにがどうなっているのか分からないほどの、まさに一瞬の出来事だった。
 気付いたときにはこうの両膝の間に『明るい髪色の男』の片足があり、肩は軽く押さえつけられている。
 『明るい髪色の男』が、至近距離に迫って言った。

「あいつらのことを悪く言うなら…許さないぞ」
「っ…!」

 怒気を孕んだ声と瞳。
 その威圧感は相当なものであり、夾は目を逸らすこともできない。
 
「男同士が仲良くしちゃまずいのか?なぁ、なんだってんだよ。あんたには関係ないだろ」
「ち、違…そういうわけじゃ…」
「違う?違うのか。じゃあ、なんて言おうとしたんだ?言ってみろよ」

 人にこうしてぐいぐいと迫られることに慣れておらず、焦る気持ちが大きくなって たじろぐばかりのこう
 『明るい髪色の男』はさらに片膝で夾の股の間を意地悪く押し、にあるものを無遠慮に、絶妙な加減で刺激し始めた。
 夜の雰囲気が漂う中、物陰に隠れて。
 姿しか見たことのない男に、名さえも知らない男にへ触れられるなどということは、いくらそれが衣越しのことであったとしても本来はただただ恐ろしいだけのものだったに違いない。
 だが、今の夾はどういうわけか…を覚えてさえもいた。

「…一つ言っておくからな」

 さらに瞳を近づけ、釘を刺すように声を潜める『明るい髪色の男』。

「他人同士の関係に首を突っ込むな。付き合いがどうだとか、あんたには関係ないだろ」

「…余計なことは するなよ」

 まるで呼吸の仕方を忘れてしまったかのように。
 夾は息を止めたまま、ただただ間近にある『明るい髪色の男』の瞳を見つめていた。
 夜空の下、わずかな明かりに照らされて見えるその瞳は青みがかった灰色をしている。

 目を逸らすことができないのは、威圧感のせいではない。
 肩にあるその手を振りほどくことができないのは、力で負けているからではない。
 この状況からのは、そんなことが理由ではない。

 一つはっきりとしているのは、当初は焦る気持ちからバクバクと拍動していたはずの彼の心臓が、今はまったく異なる理由によって突き動かされているということだった。

《…あれ?のやつ、どこ行ったんだ》

 すぐそばにある酒場の戸の辺りから間延びしたような「~?」という呼び声が聞こえてくる。
 膠着状態だったところに飛び込んできた声。
 その声は夾が行きつけている食堂の主である、やはり見目が若い男のものに違いない。
 酒場の戸に手が掛けられた気配に気付き、『明るい髪色の男』は「あ、俺、外にいるよ」と声をあげて応えた。

「いつものをしてから、ちょっと外の瓶を片付けてたんだ。何かあった?」

 その声の調子はまったく普通の朗らかなものであり、まさか一人の男を壁際に追い詰めながら目も逸らさずに発されているものだとは到底思えないものだ。
 夾と『明るい髪色の男』を取り巻く状況はまったく変わっていないのだが、そうとは知る由もない食堂の主の男は酒場の戸を開いて「あぁ、中で何人か待ってるぞ」と声をかける。
 夾の姿はちょうど戸や様々な物の陰になっていているのか、戸の方からは見えていないようだった。

「酒をいくつか見繕ってほしいんだって。あと、今結構こっちの方が忙しくてさ…手が空いたらちょっと手伝ってほしいんだけど」
「うん、分かった。すぐ行くよ」
「わるいな」

 『明るい髪色の男』はようやく夾を壁際から開放すると、ちらりと一瞥してから酒場の中へと戻っていった。
 何事もなかったかのように再び流れ出す時間。
 それからの夾はどうやって家に帰ったのかも分からないほど気もそぞろに夜を過ごした。
 しばらく経っても夾の胸の高鳴りは一向に治まることがなく、瞼を閉じても目に浮かぶのは…あの『明るい髪色の男』の瞳、それだけだった。
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