壮麗なる賽と矛
人が生きている世界。
その上には神々の住む世界がある。
神力を扱うことができる特別な存在の神々…だがそんな神々が住まう世界にも『上天界』と『天界』という2つの層があった。
太陽神や月の女神といった非常に強い神力を備えた神が住む上天界というのはまさに別格であり、下層に位置する天界の神をもってしてもけっして手が届くことのない世界である。
だがある日、そんな上天界からとある一柱の玲瓏な神が天界へと降り立ったのだった。
「そう。一度天界に降り立ったからには私はもう上天界へと戻ることはできない。いわば片道の、一方通行というやつだ」
どこか飄々としているその神はまず屋敷を建てた後、天界で出会った『争いの神』を自らの屋敷に招くのだが…
「結界だと!?ふざけるな!ここから出しやがれ!!!」
屋敷に強力な結界を張ることで争いの神を閉じ込めてしまったその神。
だがそれが後に思いがけない愛をもたらすことになるとは、まだ知る由もないのだった…。
これは《陸国》という国の成り立ちと、後にその陸国の強大な守護神となる2柱の神の少し遠回りな愛を描いた物語である。
※こちらは【牧草地の白馬】という物語の派生作品です。
その上には神々の住む世界がある。
神力を扱うことができる特別な存在の神々…だがそんな神々が住まう世界にも『上天界』と『天界』という2つの層があった。
太陽神や月の女神といった非常に強い神力を備えた神が住む上天界というのはまさに別格であり、下層に位置する天界の神をもってしてもけっして手が届くことのない世界である。
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