花は葉を愛し、葉は花を愛す。



その日は暖(だん)の20歳の誕生日だった。

「お誕生日おめでとう」

2年間、付き合っている朝陽(あさひ)と迎えるーー00時00分。

焼けるような痛みが背中に襲う。描かれたのは美しい白い「椿の花」だった。
朝陽の身体にも「椿の葉」が描かれていた。
それは先祖から引き継ぐ因縁の《印》。
幸せな一瞬で絶望へと変わった。

「オレたちもう終わりなのか?」

「愛があれば大丈夫」とお互いを知ろうとしなかった悲劇なのか、大好きだった人はその日を境に敵となった。

そして他にも《印》を持った男とゲームをすることになる。

「僕と付き合って、僕が君のことを好きになったら勝ちだよ」

そのことで暖と朝陽の2人の関係は更に拗れていく。


傷つき、ボロボロになりながらも暖は全ての《印》をひとつにすることを決意する。

それはクソみたいな試練を与えた神様に「クソ野郎」と伝える切符。


これは全てを終わらし、愛の再生を図る物語。
2人の愛が試される。



※はR18描写有りです。

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