おうちに帰りたい令嬢、いつのまにか王太子の「心臓」になる ~仮面舞踏会のうっかりが、一生モノの執着に変わるまで~』【完】
「お願い、誰か私を……おうちに帰して!」
アステリア王国の筆頭公爵家、アドラー家の末娘アデリーン。美貌と気品に溢れる二人の姉とは違い、彼女の特技は「食べること」と「寝ること」、そして「空気のように気配を消すこと」。
社交界の華にはなれずとも、美味しいものを食べて実家でゴロゴロできればそれでいい。そんな彼女が人生最大の失態を犯したのは、好奇心で足を踏み入れた『不埒な仮面舞踏会』だった。
突然の指名。地獄の王太子妃教育。さらには各国の美女軍団や軍事国家の狂犬王子まで襲来し、アデリーンの平穏な日常は音を立てて崩れ去る!
しかし、大人しく運命に従うほど彼女はヤワじゃなかった。
「やってやろうじゃないの! 磨けば光る原石だってところ、見せてやるわ!」
男前な根性で覚醒したアデリーンは、持ち前の毒舌と知性で次々と難敵を論破。そんな彼女に、アリスターの独占欲と執着はますます加速していき!?
食いしん坊な「じゃない方」令嬢と、愛が重すぎる性悪王太子が繰り広げる、勘違いから始まる溺愛逆転ファンタジー!
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