ターミナル
2040年、世界は破滅へと向かっていた。個人による核兵器所有が認められた時代、その惨禍に私と彼もいた。友達とも恋人とも違う、何とも言い表せない彼だが何よりも失いたくない存在だった。今、この世界の全てを敵に回しても、彼だけはどうか守れますように。憎しみと嫌悪だけが渦巻くこの世界で、たった一つ確かな愛が生き残れますように。どんなに願っても、世界の破滅は私たちを飲み込んだ。
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※表紙画像:クロード・モネ『ポプラの木のある牧草地』(1875年)
(画像引用元:ウィキメディア・コモンズ)
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