あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った
自由奔放に生きる母、珠貴。そんな母のようにはなりたくないと、平凡で落ち着いた人生を望んでいる娘、綾乃。離れて暮らす二人だったが、ある日突然珠貴が綾乃の家へ転がり込んでくる。不本意ながら始まった同居生活は、綾乃の同僚若菜くんや、隣の家に住む不登校少女すずちゃんまでも巻き込んでいく。勝手気ままな珠貴に翻弄される綾乃。しかしふとしたきっかけから、珠貴に巣食う病魔の存在に気付いてしまう。そしてあろうことか、綾乃の身体にも――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
過去にとらわれる何となく影のある綾乃さんを囲むメンバーの心の温かみを感じた。余命僅かな珠貴さんの明るさが、本当はもっと生きたいということの裏腹な気持ちを表している気がし、人生のはかなさが随所に散りばめられていると思った。珠貴さんの死の中で支えられた綾乃をはじめ、すずちゃん、清田さん みんなを珠貴さんが引き寄せ、切ない中でも、最後にハッピーエンドでホットするストーリーに感動した。
木内 隆次さま
私の作品をお読みいただき、ありがとうございます。
「人生のはかなさ」を物語で描くのはとても難しいことですが、私の永遠のテーマでもあります。
これからも感動していただけるような作品を、たくさん作っていけたらいいなと思っています。
ご感想、とても励みになりました。どうもありがとうございました!
命を賭して人を愛す。
真摯な想いはどんなわだかまりをも打ち壊し、やがては相手の心に届き、厚き壁をも取り払う。
孤独に耐えれる強い人間も良いが、泣きごとや甘えを聞いてくれる人が傍らに居る方が、やっぱり素敵だ。
母娘の再会から始まるお話は、二人の魂の再生の物語でもあった。
綾乃と珠貴の気高く深き絆に乾杯!
まろ蔵さま
この度は私の作品をお読みくださり、ご感想までいただきまして、ありがとうございます。
まろ蔵さまの心に、なにか少しでも響くものがあれば幸いです。
素敵なご感想、感謝いたします。ありがとうございました!
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。