人生に絶望して売春してた俺を拾ったスパダリ社長が、優しすぎて逃げられないんだが~その愛、高価買い取りいたします~

※「ポケットBLノベルクラブ」主催「第1回BL小説コンテスト」で優秀賞を頂いた作品です。投稿してたプラットフォームが閉鎖されたので( ߹ㅁ߹)勿体ない精神で改稿して移植します。どなたかの癖に刺さればハッピーベイベー
※冒頭からややハードめなモブレシーンがありますがハピエンです!
※不憫な年上受けとスパダリ年下わんこ攻めが好きな方向け


「俺は、アンタを買いたい。アンタが欲しい。アンタを寄越せ。幾らで買える」


高校時代、親友への恋心が引き金となり、自分が同性愛者だと気づいた筧悠一郎。
勇気を振り絞った告白は、長年の友情ごと粉々に砕かれた。

それ以来、筧は誰も信じない。
信じる前に、利用する側に回ればいい――

そう決めて、昼は大手貿易会社の社員として、夜はゲイバーで体を売る二重生活を送ってきた。

だが、匿名の告発によって会社を追われ、すべてを失った夜。
自棄になって新宿二丁目の路地を彷徨っていた筧は、暴漢に襲われているところを、見ず知らずの男に助けられる。
王城寺晃。人好きのする笑顔と、どこまでも明るい物言い。実直な性格。
つまり、陽キャ。

筧が最も苦手とするタイプの人間だ。

「アンタ、ウチの会社に来てくれ!」
「………………は?」

虫のいい話だと思った。こんなうさんくさい男の言葉を、素直に受け取れるはずがない。
突っぱねた――はずなのに、なぜかその男のことが頭から離れない。

葛藤の末に王城寺の会社で働くことになった筧は、その熱意と誠実さに少しずつ絆されていく。
だがそんな矢先、過去の『客』からの呼び出しが、筧を再び奈落へと突き落とす。

「君には今、大切に思う人間がいる。私に侮辱され、激昂する程に大切な存在がね。それはようやく見つけた、君を捕らえる為の鎖だ」

すべてははじめから仕組まれていた。
果たして筧は、人を信じる心と愛を取り戻すことができるのか。

みたいな話です。
可哀想な目に遭ってたり自己犠牲精神強めな受けがお好きな方はぜひ✨
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