君の沈黙が終わる頃に
高校一年の夏。
凪柊真のクラスに現れたのは、声を出せない少女・花守紬だった。
彼女を苦しめ続ける心因性失声症、男性恐怖症⋯そして、誰とも関わることのできない孤独な日々。
けれど柊真だけは知っている。
彼女が“そうなってしまった日”を。
過去を悔やみ続ける元ヤンキーの少年と、声を失った少女。
止まっていた二人の時間は、少しずつ動き始める。
これは、沈黙の中で想いを紡いでいく、静かで淡い恋の物語。
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