三途の川で映画でも
「死ぬ前に映画観ない?」
映画フリークの高校二年生神崎慎は映画鑑賞という趣味と、受験という現実の擦り合わせに難儀していた。
ある日の映画館からの帰り道、神崎はクラスメイトの黒江ナナが橋から飛び降りようとする現場に居合わせてしまう。
咄嗟に彼女の手を掴み、彼はついでにそんなことを口走った。
一緒に映画を観るうちに二人はお互いのことを少しずつ理解していく。共通点、意外な内面、夢や目標、そして黒江が飛び降りようとした理由——。
大人でも子どもでもない。社会を知っているようで知らない。必死に自分のアイデンティティを探っている。そんなどこにでもいる二人の高校生の物語。
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大人でも子どもでもない。社会を知っているようで知らない。必死に自分のアイデンティティを探っている。そんなどこにでもいる二人の高校生の物語。
5件
作品拝読しました!
以前途中まで読んでいたのですが、やっぱり面白くて引きこまれて、気づいたら一気読みしていました……。
キャラクターがとても魅力的で、どのキャラも好きになってしまいます。黒江ちゃんも好きなんですが、やっぱり主人公のお母さんがいいキャラですね……! 「お母さん」としても「人」としてもすごく素敵だと思いました。
そしてストーリーが……本当にすごく好きです。あの日、主人公が黒江ちゃんを無理矢理引き止めていなかったら、たとえ黒江ちゃんが死を選ばなかったとしても救われなかったと思います……。お母さんとすれ違ったまま、自分のことも何もないと思い込んだまま、辛い人生だったんじゃないかな、と。
映画という自分の好きなものを通して、黒江ちゃんを導いていくストーリーがとても綺麗でした。
二人の駆け引きのようなやり取りもかわいくてキュンキュンしていたのですが、最後に全部持っていかれました。黒江ちゃんかわいすぎですね。
素敵なお話をありがとうございました!
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気が付いたら最新話まで一気に読んでいました!
めちゃくちゃ良きですよ……
主人公の心情、情景、見えているであろう景色がまるで自分自身がその場にいて一緒に見ているような錯覚に陥りました!
何度でも読み返したくなる素晴らしい作品!
素敵すぎる出会いをありがとうございます!
これからも応援しております!
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