朝ごはんの、その先に

第9回ライト文芸大賞 参加中! 現在の順位:68位 / 1,764件
三十歳を目前に、三年付き合った恋人に
「結婚は考えられない」と別れを告げられた佐伯未央。

失恋の翌朝、泣き腫らした顔で会社へ向かおうとした彼女を迎えたのは、
隣の部屋から漂う味噌汁の匂いと、無口で少し不愛想な隣人・朝比奈朔だった。

出版社に勤める朔は、整った容姿とは裏腹に、毎朝ちゃんと味噌汁を作るような人。

「ちゃんと食べてるか、気になる」

押しつけるでもなく、踏み込みすぎるでもなく、
ただ静かに差し出される優しさに、少しずつ救われていく未央。

失恋の痛みが薄れていく頃、気づけば心は、
“隣にいるのが当たり前になってほしい人”へと向かっていて――。

朝ごはん、味噌汁、おかえり、ただいま。

派手じゃない。
でも、ちゃんとあたたかい。

これは、大人になったふたりが
静かな毎日の中で見つける、じんわり甘い恋の物語。
24h.ポイント 426pt
75
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