王命で泣く泣く番と決められ、婚姻後すぐに捨てられました。

獣人の女の子は夢に見るのです。
自分を見つけ探し出してくれる番が現れるのを。


獣人王国の27歳の王太子が番探しを諦めました。
15歳の私は、まだ番に見つけてもらえる段階ではありませんでした。
しかし、王命で輿入れが決まりました。
泣く泣く運命の番を諦めたのです。

それなのに、それなのに……あんまりです。


※ゆるゆる設定です。

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