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体液を使った浄化とは※
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俺はきっと真己の言う事が理解できなかったんだろう。多分青ざめたはずだ。
「い、今なんて?」
真己はやれやれと言う顔をして、ソファに埋もれた俺の身体からスエットズボンとパンツを一度にサッと脱がしてしまった。俺は少し兆していた股を手で覆って死守した。寝ようとしていたので脱ぎやすい服だったのは失敗だった。俺より華奢なのに全く力では叶わなかった。
真己は起き上がると自分も同じ様に下だけ脱ぎ捨てると俺に覆いかぶさってきた。部屋の明かりに照らされた鬼の身体のソレは細身の身体に似合わないエグいモノだった。俺はぎょっとして、身体はスペースが無くて無理だったが、気持ちだけでも後退りした。しかも臨戦態勢のソレはビキビキと反り返っていた。
俺は見せつけられた鬼のソレから目を離せなかった。さっき体液とか言ってたし、服を脱いでさらけ出すその理由を考えたくなかった。今からどうなるのか分からない恐怖を感じているのに、俺のあそこは萎えるどころか兆したままだった。俺はすっかり動揺して、涙が出そうだった。
真己は呆れた様に、俺の目尻に溜まった涙を指で拭き取って言った。
「なんだか、怖がってる様だな。気持ち良くなるだけなのに…。では恐怖心を取ってやろう。」
そう言うと、真己は俺の口を舌でこじ開けると、自分の唾液を注ぎ込んだ。ほんのりと甘い桃の果汁の様なそれはスルスルと俺の喉をいっぱいにして、俺は思わず飲み込んでしまった。するとさっきキスされていた時の様にドキドキと興奮してきたのを感じた。真己の舌の動きが俺をたまらない気持ちにして、俺は無意識に真己に縋りついていた。
昂った俺の股間と真己の剛直が触れると、俺は気持ち良さにビクッと腰を震わせた。俺の反応を見ていたのか、真己はゆるゆるとお互いの昂りを擦り合わせた。どちらのものかわからない先走りがあられもない水音を立てて、明るい部屋に響いた。俺は真己に注がれた唾液をうっかり飲み込んでしまってから、ぼんやりしている頭の片隅でもっと強い気持ち良さを求めていた。
無意識に伸びた手が重なった昂りの先を握ると、それを待っていたかのように真己は腰の動きを早めた。俺は気持ち良さに突き上げられて、腰を突き出して仰反った。
目の前の真己は、黒い眼が激しい腰の動きと共に赤い瞳に変わり、ギラギラとした眼差しで俺を見つめていた。あっという間に俺が弾けた瞬間、真己の笑った口に尖った歯が見えた気がした。けれども、続けてガクガクと終わりのない揺さぶられ方をした俺は、経験したことのない尖った快感が終わらなくて、ひたすら出したことのない甘い声で叫び続けていた。
「い、今なんて?」
真己はやれやれと言う顔をして、ソファに埋もれた俺の身体からスエットズボンとパンツを一度にサッと脱がしてしまった。俺は少し兆していた股を手で覆って死守した。寝ようとしていたので脱ぎやすい服だったのは失敗だった。俺より華奢なのに全く力では叶わなかった。
真己は起き上がると自分も同じ様に下だけ脱ぎ捨てると俺に覆いかぶさってきた。部屋の明かりに照らされた鬼の身体のソレは細身の身体に似合わないエグいモノだった。俺はぎょっとして、身体はスペースが無くて無理だったが、気持ちだけでも後退りした。しかも臨戦態勢のソレはビキビキと反り返っていた。
俺は見せつけられた鬼のソレから目を離せなかった。さっき体液とか言ってたし、服を脱いでさらけ出すその理由を考えたくなかった。今からどうなるのか分からない恐怖を感じているのに、俺のあそこは萎えるどころか兆したままだった。俺はすっかり動揺して、涙が出そうだった。
真己は呆れた様に、俺の目尻に溜まった涙を指で拭き取って言った。
「なんだか、怖がってる様だな。気持ち良くなるだけなのに…。では恐怖心を取ってやろう。」
そう言うと、真己は俺の口を舌でこじ開けると、自分の唾液を注ぎ込んだ。ほんのりと甘い桃の果汁の様なそれはスルスルと俺の喉をいっぱいにして、俺は思わず飲み込んでしまった。するとさっきキスされていた時の様にドキドキと興奮してきたのを感じた。真己の舌の動きが俺をたまらない気持ちにして、俺は無意識に真己に縋りついていた。
昂った俺の股間と真己の剛直が触れると、俺は気持ち良さにビクッと腰を震わせた。俺の反応を見ていたのか、真己はゆるゆるとお互いの昂りを擦り合わせた。どちらのものかわからない先走りがあられもない水音を立てて、明るい部屋に響いた。俺は真己に注がれた唾液をうっかり飲み込んでしまってから、ぼんやりしている頭の片隅でもっと強い気持ち良さを求めていた。
無意識に伸びた手が重なった昂りの先を握ると、それを待っていたかのように真己は腰の動きを早めた。俺は気持ち良さに突き上げられて、腰を突き出して仰反った。
目の前の真己は、黒い眼が激しい腰の動きと共に赤い瞳に変わり、ギラギラとした眼差しで俺を見つめていた。あっという間に俺が弾けた瞬間、真己の笑った口に尖った歯が見えた気がした。けれども、続けてガクガクと終わりのない揺さぶられ方をした俺は、経験したことのない尖った快感が終わらなくて、ひたすら出したことのない甘い声で叫び続けていた。
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