記憶になかった真実
「アディリア・ウェルス・ミラーソン侯爵令嬢!貴様の悪逆非道な行い!見過ごす事はできない!また、国母に相応しくない!!よって、貴様との婚約は今この瞬間に破棄とし、私は、心優しい、マリアンヌ・エバティ伯爵令嬢と婚約する事を宣言する!」
王立ヴィアリサーガ学園の卒業記念舞踏会の開会宣言をする為に、壇上に上がったこの国の次期国王 王太子 ファリステリス・フェル・ヴィアリサーガが会場の隅々まで届くように、声を張り上げた。
呆れるアディリアをよそに、ファリステリスは真実を思い出すことになる。
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