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2020年(令和二年)
6月25日 涙雨
しおりを挟むここに書くのも久し振り・・・
本日(6/25)、深夜1時をまわった頃、父が亡くなりました。
この場合は、6/24深夜、なのかしら?
夜中に、病院から容態の悪化を知らされ、駆けつけるまで、父は待ってくれませんでした。
ほんの20分ほどで、静かに息を引き取ったそうです。
ドラマで見るような、ベッドに寝かされた状態ではなく、ストレッチャーとセパレート式のベッドに寝かされ頭まですっぽり白い布に覆われ、冷蔵庫のような金属の棚の中にしまわれていました。
病院と契約している常駐の葬儀屋の方が、取り出してストレッチャーに載せて静かに運び出し、おりんと水だけが用意された台を設置してくれました。
簡単に、お別れの場が整います。
水分が脱けて縮んだのか瞼が弛み左眼だけ薄ら1㎜ほどあいて、口元も笑いを堪えているような様子で、まるで死んだふりしていて、
「じゃーん、嘘でした~、騙された~w」
って起き出しそうな表情。
(勿論、雰囲気を出すために書いた台詞で、父のキャラとは違いますが)
今思い出しても涙が滲みます。
なんだか、治療法の確立されていない難病の1つらしく、身体の中で白血球を増やすことが出来ないらしく、白血球が足りないと言うことは、免疫力もないという事です。
「白血球がないんなら、わたしの余ってる分あげれたらあげるのに」
不可能かどうかはともかく、本気で思いました。
健康診断の度に、白血球異常、多すぎるので検査しろと出るのです。
そんなこんなで、今も父は病院の霊安室で冷蔵庫の中です。
明後日納棺されます。
30日は[友引]でお葬式には縁起が悪いと言われ、通夜のみ。
1日に葬儀を行います。
この先も、しばらくは、初七日、四十九日、納骨式など、色々あるのでしょうが、イマイチ実感がなく、ぼんやりしてはぺしょっと泣いてます。
いつまでも落ち込んではいられませんし、早く元のような創作活動に戻りたいとは思っています。
なんとかそれまで書き溜めで更新出来るよう頑張りますが、推敲追いつかず、原稿落としたらごめんなさい。
なにせ、今は明るい事を楽しく考えられないので。
書き溜め分が間に合う事を祈りつつ、今日は筆を置きます。
応援ありがとうございます!
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