王宮の獣護

【愛した者を喰らい、喪い、それでも彼は――「生きる」を選んだ。】

ヒューマンと獣人が共存するフェルディナ王国。
多くの獣人が“能力”を持つこの世界で、フェルディナもまた幾重もの政戦をくぐり抜けてきた。

白狐のフーリェンは、第四王子直属の護衛。
かつて禁忌とされた「変化」の力を宿す彼は、愛する仲間のために刃を振るい続けてきた。

南方への任務をきっかけに、彼の力を狙う隣国オルカが動き始める。
平穏だった日常は、静かな揺らぎとともに血の匂いへと変わっていく。

守るべきものと、喰らうもの――その狭間で、彼は何を選ぶのか。

『共に行こう。僕が――全部、連れていくから』

これは、一匹の狐が「自分の在り方」を見付けるまでの戦記ファンタジー。

ドラマと情を描く物語が、ここから始まる。
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3
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