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番外編

プラネタリウム

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 暑い。
 汗が垂れて腕でそれを拭った。
 キスをして舌を絡めながら、乳首を抓って腰を動かす。


「あぁっ、ぁ、イク、またイッちゃう……っ!」
「ん、いって、もっと」
「ひっ、ぃ、ぁ、あ、あ──ッ!」


 ガクガク震える蒼太を押さえつけて、数回腰を揺らした後、中で射精する。
 息を整えて、蒼太が落ち着くのを待ってからペニスを抜いてゴムの口を縛り、ゴミ箱に捨てた。
 横を向いて未だ震える体を丸めている蒼太の隣に寝転び、後ろから抱きしめる。


「蒼太、ごめん、無理させた」
「んっ、大丈夫……気持ちよかった、から……」
「こっち向いて」


 寝返りを打って俺の方を向いた蒼太。
 可愛くて顔が自然と綻んでしまう。


「な、なんで笑うの……?」
「可愛いから」
「……ヒロくんは、かっこいいよ」
「ありがとう」


 キスをして、蒼太の腰を抱く。
 正直俺はまだまだ蒼太としたい思いだけれど、初めから無理をさせるのはいけないだろうから、我慢。


「あの……ヒロくんは、満足できた……?」
「うん。体大丈夫?」
「うん。でも……ちょっとまだ立てそうにないかな」


 小さく笑う蒼太にキュンとした。
 危ない。また勃ってしまいそうだ。


「タオル持ってくる。待ってて」
「あ……ヒロくん、もうちょっとだけ……」
「ん?」
「一緒にいてほしい……」


 ベッドから抜けようとしていた俺の手首を掴んで、恥ずかしげにそう言った蒼太に完敗した。
 そのまま覆い被さってキスをすると、驚いて目を見開く彼。


「え、え……ヒロくん……?」
「勃った」
「え?」


 ゴムをつけてまた足を開かせる。
 まだ柔らかいそこに先端を宛がえば、驚いたまま固まっていた彼が焦ったように視線を彷徨わせ始めた。


「ま、待って、ヒロくん、本気……っ?」
「うん、ごめんね、許して」
「お、怒ってはない、けど……──ッあ……!」


 クプっと先っぽを挿れれば、あとは奥まで抵抗無く入っていく。
 奥の壁を先端で捏ねるようにすると、蒼太は堪らないといった様子で嬌声をあげる。


「ねえ、蒼太ぁ」
「ぁ、うぁ、な、なに……っ」
「俺、全部挿れたいな」
「え……、え?全部、って……?」


 蒼太の手を取って、まだ入っていないそこを触らせる。
 吃驚している顔も可愛い。


「ま、だこんなに……?」
「ね……全部挿れていい?ここまで入らせて?」


 蒼太のお腹を撫でると、ゆっくりと左右に首を振られる。


「怖、い……壊れちゃう……」
「怖いの?」
「だって、そんなの……入らないよ、もう……奥まで、入ってるもん……っ」
「入るよ」


 そう言ってキスをすると、また甘い匂いがして頭がくらくらし始めた。


「ほら、ここ、開けて」
「あっ、あ、あぁっ、ンっ!奥、やめ、ぁッ、気持ち、い……っ!」
「っ、はぁ……」


 奥の壁に当たるように律動すると、ジットリとそこが濡れ始めて、だんだん柔らかくなってくる。

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