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第二章 捜索
奨学生テイラー
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候補者を絞り込み、そこから消去法で見つけていくというプロセスは、はっきり言って効率が悪い。ただ、あの人は僕の名前を呼んでいたから、候補はそれほど多くはないと考えていた。
だが、名前だけ知っている相手なら、想定した数よりも多いかもしれない。
打つ手がないように思えて、僕は鬱々としていた。
「珍しいね、ノアがこんなところにいるなんて」
校舎の屋上に上がり、手摺に寄りかかりながら考え込んでいると不意にそんな声がした。
見れば、屋上の隅のベンチに、いつの間にかヒューゴが座っている。
「いつからいたんだ?」
「ノアが来る前からだよ」
僕はまったく気づかなかった。
僕以外がここにいる気配はなさそうだったからこそ、屋上を選んだわけで。
まさか、考え込んでいるところを見られているなんてと、ちょっと恥ずかしくなる。
ヒューゴは、手にしていたランチボックスをベンチに置いて、僕の方へ近付いてきた。
そして、小首を傾げて僕を見つめ、視線で問いかけてくる。
僕は、青空を見上げ、言うかどうか迷った挙句に口にした。
「助けてくれた人を探しているんだ」
あの夜、何があったのか。
詳しくはわからなくても、マックスたちが退学したことで、ヒューゴには予測がついているはずだ。奴らが僕に卑劣な真似をしたのだと、きっと考えている。他の人が僕とマックスのことを繋げはしないだろうけれど、ヒューゴだけは別だ。
僕のその一言で、ヒューゴには伝わったらしい。
僕をじっと見つめた後、すまなそうに口にする。
「僕には怖くて何もできなかった。でも、あの夜、ノアを助けてくれた人がいたんだね」
あの夜、僕がマックスたちに呼び出されたことを知るのは、ヒューゴだけだ。
アレン先生が僕を医務室に運んだことは何人か知っているみたいだが、その前に誰かに救い出されたことを知る者は少ないのだろう。思い当たるのは、先生2人くらいだ。
ヒューゴが助けを呼んだわけではないとなると、知っているのはアレン先生だけになる。
でも、その先生が教えてくれないとなったら、どうすればいいのだろうか。
僕は一つに結論に達していた。
たとえ空振りに終わっても、何もしないよりはいい。
「旧校舎に、同じ時間帯に行ってみようと思っている」
それは、前から考えていたことだ。
事故現場に同じ時間帯に行けば目撃者が見つかるように、もしかしたらあの場に手掛かりがあるかもしれないと思ったからだ。
でも、僕の言葉を聞いたヒューゴは難色を示した。
「やめた方がいいよ。誰がいるかわからないし」
僕が危惧していた点もそれだ。
前には旧校舎で勝手にパーティーを開催して、見つかって停学になった人がいる。
他にも、先生方に発覚していないだけで、校則違反をしている人はいるんだろう。
あそこには、先生や寮監督生の目が届かないからだ。
危なっかしいのは百も承知だ。実際危うい目にも遭った。
それに、旧校舎にいるところを見つかれば、場合によっては僕にだって疑いの目は向けられる。
それでも、手掛かりはあの場にしかなさそうだ。
僕がうつ向いたまま考え込んでいると、ヒューゴが付け足した。
「最近は幽霊も出るって言うし」
「それだ!」
「え?」
幽霊と言われて、僕は思い出した。
僕を助ける前にあの人が言っていたセリフ。
──「うるさい。眠っていられない」
あの人は、あんな時間に旧校舎で寝ていたということになる。
そして、幽霊の噂話。
もしかしたら、旧校舎にいつもいる人物が存在していて、知らない人が幽霊と勘違いしたのかもしれない。
あの夜に事が起こったのは、8時台というカレッジでは遅い時間帯だった。
普通は、その時間帯はみんな寮に戻っている。
そんな時間に普段から旧校舎にいる人物だ。
そう考えれば、何人かの候補は消える。
たとえば、フォースター先生。
時間帯で休憩はするだろうけれど、交代者はいなさそうだし、医務室が彼の持ち場だ。
旧校舎まで行く必要はないし、離れた場所で寝ていられる仕事でもない。
となると、フォースター先生の線は消える。
次にアレン先生。
夜の7時台から、実技の補講をしていると聞いたことがある。
僕を助けた人から引き継いだそうだけれど、時間的に見ても嘘ではなさそうだ。
身内の候補が一人また一人と消えていき、やっぱり名前だけ知っている人である可能性が浮上する。
こうなったら、まずは旧校舎に行ってみるしかない。
幽霊に出会うことがあったら、そいつにも聞いてみたいところだ。
あの夜、何が起きたのか。
一体、あそこには誰がいたのか。
ヒューゴは最後まで反対していたけれど、僕は決めた。
そして、夜になるのを待って、旧校舎へと向かった。
前回の教訓から、今回はランタンを持って行った。
中は暗いけれど、自分の足元を照らす灯りがあると助かった。
最初に向かったのは、例の図書室だ。
あの人は、おそらくその準備室か資料室にいたはずだ。
石造りの廊下に自分の足音が響く。
その音にすらひやりとしていたというのに、いきなり後ろで扉の開く音がした。
蝶番が軋む音に驚いて振り返り、僕はランタンで照らす。
すると、眩しそうに灯りを手で隠す人物を見つけた。
「ノア?」
名前を呼ばれて、僕はその声に聞き覚えがあることを知る。
どこで聞いたんだったかと思っていると、灯りで髪色が確認できた。
明るい茶色の髪。ランタンの灯りで少し赤みがかって見えるが、間違いない。
僕は一歩近付いて、声を掛けた。
「テイラーさん、どうしてここに?」
「君の方こそ」
訊ね返されて、僕は悩んだ挙句、「ちょっと落とし物をして」とだけ言った。
「一緒に探すよ」
「いえ、さっき見つけたので、もう大丈夫です」
咄嗟にそう答えると、納得したように頷いた。
そして、今度は僕の問いに答える。
「オレは、この旧校舎でよく過ごしているんだ。6人部屋は窮屈だろ? だから勉強したり考え事をしたりする時、旧校舎の空き教室は都合がいい」
なら、あの日もここにいたということか。
しかも、よく見れば体格はあの人に似ている。
暗くてちょっと確認できないが、もしかしたら他にも似ているところがあるのかもしれない。
もし、違っていたとしても、僕やあの人を見かけた可能性は大いにある。
でも、どう聞き出せばいいのかわからない。
まさか、あの夜どうしていたかなんて、直接聞くわけにはいかないだろうし。
僕が逡巡していると、テイラーは言った。
「ただね、カレッジヘッドが最近変わったこともあって、サロンの改装を夜にしていたから、ここには来られなかったんだよね」
「改装、ですか」
そういえば、先月くらいにカレッジヘッドが変わったと聞いている。
カレッジヘッドは、生徒をまとめる代表者で構成されていて、1年に一度交代の時期を迎える。そのせいで取り巻きとも言える、サロンのメンバーが変わるのは知っていたけれど、部屋の改装までするとは思っていなかった。
「そう。今日一カ月ぶりに旧校舎に来ることができたんだ」
ということは、あの夜にはテイラーは来ていない。
僕は、なぜかホッとした。
「そうですか。テイラーさんはいつもカレッジのために頑張っているんですね」
「まあ、生きるためだからね」
そして、テイラーは僕に手を差し出した。
「オレは君に期待しているよ、ノア。ぜひ、いつかカレッジヘッドになってね」
僕はその手を見て、くすりと笑った。
「そんな日は来ないと思いますが」
テイラーと握手を交わし、確信した。
あの夜の人は、テイラーじゃない。
彼の手には、こんな風に豆ができていなかった。
僕はそこでテイラーと別れて、結局図書室に行かずに寮に戻った。
こうしてまた、候補者は減った。
僕は、手帳に書き出していた一覧から、テイラーの名前を消した。
その段になって理解する。
僕はテイラーに何か思っていたわけじゃない。
ただ、あの人を探し出したい気持ちがある反面、少し怖いのも事実だ。
なぜなら僕は、あの人にキスをされ、この身体に触れられた。
そんな秘密を共有する相手を突き止める。
考えるだけで、胸が痛み、呼吸が苦しくなる。
僕は胸元を押さえて、次打つべき手を考え始めた。
だが、名前だけ知っている相手なら、想定した数よりも多いかもしれない。
打つ手がないように思えて、僕は鬱々としていた。
「珍しいね、ノアがこんなところにいるなんて」
校舎の屋上に上がり、手摺に寄りかかりながら考え込んでいると不意にそんな声がした。
見れば、屋上の隅のベンチに、いつの間にかヒューゴが座っている。
「いつからいたんだ?」
「ノアが来る前からだよ」
僕はまったく気づかなかった。
僕以外がここにいる気配はなさそうだったからこそ、屋上を選んだわけで。
まさか、考え込んでいるところを見られているなんてと、ちょっと恥ずかしくなる。
ヒューゴは、手にしていたランチボックスをベンチに置いて、僕の方へ近付いてきた。
そして、小首を傾げて僕を見つめ、視線で問いかけてくる。
僕は、青空を見上げ、言うかどうか迷った挙句に口にした。
「助けてくれた人を探しているんだ」
あの夜、何があったのか。
詳しくはわからなくても、マックスたちが退学したことで、ヒューゴには予測がついているはずだ。奴らが僕に卑劣な真似をしたのだと、きっと考えている。他の人が僕とマックスのことを繋げはしないだろうけれど、ヒューゴだけは別だ。
僕のその一言で、ヒューゴには伝わったらしい。
僕をじっと見つめた後、すまなそうに口にする。
「僕には怖くて何もできなかった。でも、あの夜、ノアを助けてくれた人がいたんだね」
あの夜、僕がマックスたちに呼び出されたことを知るのは、ヒューゴだけだ。
アレン先生が僕を医務室に運んだことは何人か知っているみたいだが、その前に誰かに救い出されたことを知る者は少ないのだろう。思い当たるのは、先生2人くらいだ。
ヒューゴが助けを呼んだわけではないとなると、知っているのはアレン先生だけになる。
でも、その先生が教えてくれないとなったら、どうすればいいのだろうか。
僕は一つに結論に達していた。
たとえ空振りに終わっても、何もしないよりはいい。
「旧校舎に、同じ時間帯に行ってみようと思っている」
それは、前から考えていたことだ。
事故現場に同じ時間帯に行けば目撃者が見つかるように、もしかしたらあの場に手掛かりがあるかもしれないと思ったからだ。
でも、僕の言葉を聞いたヒューゴは難色を示した。
「やめた方がいいよ。誰がいるかわからないし」
僕が危惧していた点もそれだ。
前には旧校舎で勝手にパーティーを開催して、見つかって停学になった人がいる。
他にも、先生方に発覚していないだけで、校則違反をしている人はいるんだろう。
あそこには、先生や寮監督生の目が届かないからだ。
危なっかしいのは百も承知だ。実際危うい目にも遭った。
それに、旧校舎にいるところを見つかれば、場合によっては僕にだって疑いの目は向けられる。
それでも、手掛かりはあの場にしかなさそうだ。
僕がうつ向いたまま考え込んでいると、ヒューゴが付け足した。
「最近は幽霊も出るって言うし」
「それだ!」
「え?」
幽霊と言われて、僕は思い出した。
僕を助ける前にあの人が言っていたセリフ。
──「うるさい。眠っていられない」
あの人は、あんな時間に旧校舎で寝ていたということになる。
そして、幽霊の噂話。
もしかしたら、旧校舎にいつもいる人物が存在していて、知らない人が幽霊と勘違いしたのかもしれない。
あの夜に事が起こったのは、8時台というカレッジでは遅い時間帯だった。
普通は、その時間帯はみんな寮に戻っている。
そんな時間に普段から旧校舎にいる人物だ。
そう考えれば、何人かの候補は消える。
たとえば、フォースター先生。
時間帯で休憩はするだろうけれど、交代者はいなさそうだし、医務室が彼の持ち場だ。
旧校舎まで行く必要はないし、離れた場所で寝ていられる仕事でもない。
となると、フォースター先生の線は消える。
次にアレン先生。
夜の7時台から、実技の補講をしていると聞いたことがある。
僕を助けた人から引き継いだそうだけれど、時間的に見ても嘘ではなさそうだ。
身内の候補が一人また一人と消えていき、やっぱり名前だけ知っている人である可能性が浮上する。
こうなったら、まずは旧校舎に行ってみるしかない。
幽霊に出会うことがあったら、そいつにも聞いてみたいところだ。
あの夜、何が起きたのか。
一体、あそこには誰がいたのか。
ヒューゴは最後まで反対していたけれど、僕は決めた。
そして、夜になるのを待って、旧校舎へと向かった。
前回の教訓から、今回はランタンを持って行った。
中は暗いけれど、自分の足元を照らす灯りがあると助かった。
最初に向かったのは、例の図書室だ。
あの人は、おそらくその準備室か資料室にいたはずだ。
石造りの廊下に自分の足音が響く。
その音にすらひやりとしていたというのに、いきなり後ろで扉の開く音がした。
蝶番が軋む音に驚いて振り返り、僕はランタンで照らす。
すると、眩しそうに灯りを手で隠す人物を見つけた。
「ノア?」
名前を呼ばれて、僕はその声に聞き覚えがあることを知る。
どこで聞いたんだったかと思っていると、灯りで髪色が確認できた。
明るい茶色の髪。ランタンの灯りで少し赤みがかって見えるが、間違いない。
僕は一歩近付いて、声を掛けた。
「テイラーさん、どうしてここに?」
「君の方こそ」
訊ね返されて、僕は悩んだ挙句、「ちょっと落とし物をして」とだけ言った。
「一緒に探すよ」
「いえ、さっき見つけたので、もう大丈夫です」
咄嗟にそう答えると、納得したように頷いた。
そして、今度は僕の問いに答える。
「オレは、この旧校舎でよく過ごしているんだ。6人部屋は窮屈だろ? だから勉強したり考え事をしたりする時、旧校舎の空き教室は都合がいい」
なら、あの日もここにいたということか。
しかも、よく見れば体格はあの人に似ている。
暗くてちょっと確認できないが、もしかしたら他にも似ているところがあるのかもしれない。
もし、違っていたとしても、僕やあの人を見かけた可能性は大いにある。
でも、どう聞き出せばいいのかわからない。
まさか、あの夜どうしていたかなんて、直接聞くわけにはいかないだろうし。
僕が逡巡していると、テイラーは言った。
「ただね、カレッジヘッドが最近変わったこともあって、サロンの改装を夜にしていたから、ここには来られなかったんだよね」
「改装、ですか」
そういえば、先月くらいにカレッジヘッドが変わったと聞いている。
カレッジヘッドは、生徒をまとめる代表者で構成されていて、1年に一度交代の時期を迎える。そのせいで取り巻きとも言える、サロンのメンバーが変わるのは知っていたけれど、部屋の改装までするとは思っていなかった。
「そう。今日一カ月ぶりに旧校舎に来ることができたんだ」
ということは、あの夜にはテイラーは来ていない。
僕は、なぜかホッとした。
「そうですか。テイラーさんはいつもカレッジのために頑張っているんですね」
「まあ、生きるためだからね」
そして、テイラーは僕に手を差し出した。
「オレは君に期待しているよ、ノア。ぜひ、いつかカレッジヘッドになってね」
僕はその手を見て、くすりと笑った。
「そんな日は来ないと思いますが」
テイラーと握手を交わし、確信した。
あの夜の人は、テイラーじゃない。
彼の手には、こんな風に豆ができていなかった。
僕はそこでテイラーと別れて、結局図書室に行かずに寮に戻った。
こうしてまた、候補者は減った。
僕は、手帳に書き出していた一覧から、テイラーの名前を消した。
その段になって理解する。
僕はテイラーに何か思っていたわけじゃない。
ただ、あの人を探し出したい気持ちがある反面、少し怖いのも事実だ。
なぜなら僕は、あの人にキスをされ、この身体に触れられた。
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