あなたにおすすめの小説

「彼女をどのような立場に置かれるつもりですか」と聞かれたら… 表紙

「彼女をどのような立場に置かれるつもりですか」と聞かれたら…

章槻雅希
王立学園で王太子ランベルトは真実の愛に出会った。よく恋愛小説にある話だ。しかし、ランベルトには婚約者がいる。そのディートリンデは冷静に状況を見ていた。真実の愛の相手ピーアに警告することもなく、ランベルトに諫言もしない。だが、ディートリンデは将来の王太子妃としてランベルトに問いかけた。「彼女をどのような立場に置かれるおつもりですか」と。 その結果、小説のような断罪劇や反撃もなく、静かにランベルトは表舞台から去ることになる。 「小説家になろう」・「アルファポリス」に重複投稿、自サイトにも掲載。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数:4,492
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】 表紙

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
恋愛 完結 短編 R15
文字数:92,471
捨てられたのは私ではなく、あなたの家でした 表紙

捨てられたのは私ではなく、あなたの家でした

×〇×〇
「お前は役立たずだ」 愛人を連れ込んだ夫にそう言われた瞬間、伯爵夫人ヴェルザリアの心は完全に冷え切った。 領地経営も商会運営も社交界の根回しも、すべて彼女が担っていたにもかかわらず、夫はその価値を理解していなかったのだ。 ならば、もう知らない。 夫への愛も、伯爵家への献身も捨てたヴェルザリアは、隣国の有名公爵ラズメリアンから届いた招待状を手に旅立つ。 そこで彼女を待っていたのは、 「君ほど優秀な人材を放置するなんて、君の夫は馬鹿だね」 という信じられない言葉だった。 一方その頃、ヴェルザリアを失った伯爵家では破滅へのカウントダウンが始まっていて――? 捨てられたのは私じゃない。 捨てたのは、あなたの未来だったのです。 ざまぁあり、溺愛ありの逆転ロマンス!
恋愛 連載中 長編 R15
文字数:239,960
さようなら婚約者 表紙

さようなら婚約者

あんど もあ
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数:1,847
婚約を破棄して薄情と嗤われた令嬢が、彼の家を十年、影から守り続けていた 表紙

婚約を破棄して薄情と嗤われた令嬢が、彼の家を十年、影から守り続けていた

歩人(あゆと)
わたし——アデルは、十年前、愛していた人に「あなたを愛したことなど一度もない」と告げて婚約を破棄した。 わたしの父が犯した罪が露見しかけていた。あの人の家と婚姻で結ばれれば、わたしの家の敵は、容赦なくあの人の家ごと潰しただろう。だから薄情な女になった。自分から去れば、あの人は何も失わずに済む。 社交界はわたしを「家の傾きを嗅ぎつけて逃げた薄情者」と嗤った。わたしはそれでよかった。あの人が、わたしを憎んでくれれば、振り返らずに済むから。 それから十年。わたしは名を変え、あの人の家の見えない敵を一つずつ片づけ、傾きかけた領地の負債を、誰にも知られず肩代わりし続けた。あの人の母君が病に伏したときは、素性を隠して看病に通った。 あの人——いまは辺境伯となったユリアンが、古い帳面と、母君が遺した一通の手紙から、十年の影を辿り当てる日まで。気づいたときには、わたしはもう、彼の前に立てる女ではなくなっていた。
ファンタジー 完結 短編
文字数:14,012
愛さないと言われた妻、侍女と出て行く 表紙

愛さないと言われた妻、侍女と出て行く

菜花
お前を愛することはないと夫に言われたコレットは、その日のうちに侍女のイネスと屋敷を出て行った。カクヨム様でも投稿しています。 5/14 その後の話を追加しました。
ファンタジー 完結 短編
文字数:28,016
卒業パーティでようやく分かった? 残念、もう手遅れです。 表紙

卒業パーティでようやく分かった? 残念、もう手遅れです。

貴族の伝統が根づく由緒正しい学園、ヴァルクレスト学院。 そんな中、初の平民かつ特待生の身分で入学したフィナは卒業パーティの片隅で静かにグラスを傾けていた。 すると隣国クロニア帝国の王太子ノアディス・アウレストが会場へとやってきて……。
ファンタジー 完結 短編
文字数:4,772
来ぬ洪水に国費を盛る臆病者めと追放された治水令嬢——だが王都は、わたしが遊ばせた荒地の上に建っていた 表紙

来ぬ洪水に国費を盛る臆病者めと追放された治水令嬢——だが王都は、わたしが遊ばせた荒地の上に建っていた

歩人(あゆと)
伯爵令嬢アデリーンは、王国でただ一人、川を読む治水官だった。祖母の代から書き継いだ水位帳で、どの春にどの川が溢れるかを予見し、堤と水門と遊水地で王都を百年守ってきた。だが王太子は彼女を「来ぬ洪水に国費を盛る臆病者」と断じ、婚約を破棄して追放する。後任は遊水地を埋め立てて新市街として売り、無駄な水門を取り壊した。湖国へ落ち延びた彼女が水利技師ヨナスと再起を遂げたころ、三度目の春の雪解けが、水位帳の予告した通りに王都へ近づいていた。後任は、どの水門をなぜ開けるのかを知らない。誰も気づかぬまま、ひとつの空白が静かに街を綻ばせていく——人が住む場所はことごとく水を避け、空けてあった荒地だけが水を待っている。その荒地を、彼女は遊ばせていた。
ファンタジー 完結 短編
文字数:15,618