ラブコメを嫌いになった俺が気づいたらラブコメしてた件。

「お、俺と付き合ってください!」

「宏くんからの告白は受けることができないの」

 中学二年の時、俺(西谷宏樹)は隣の隣の家に住んでいる幼馴染み(三井栞里)に告白したが、惨敗。

 小学五年生の時から、栞里にラブコメを勧められ、ラブコメにハマった。栞里に最初に貸してもらった本の内容は、主人公の少年が幼馴染みのヒロインに、公園で告白するというものだった。

 しかし現実ではそんな上手くいくわけがなかった。上手くいくのは物語の中だけ。

 俺はその日以降ラブコメを読まなくなった。
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