俺はお前ではなく、彼女を一生涯愛し護り続けると決めたんだ! そう仰られた元婚約者様へ。貴方が愛する人が、夜会で大問題を起こしたようですよ?
※9月20日、本編完結いたしました。明日21日より番外編として、ジェラール親子とマリエット親子の、最後のざまぁに関するお話を投稿させていただきます。
お前の家ティレア家は、財の力で爵位を得た新興貴族だ! そんな歴史も品もない家に生まれた女が、名家に生まれた俺に相応しいはずがない! 俺はどうして気付かなかったんだ――。
婚約中に心変わりをされたクレランズ伯爵家のジェラール様は、沢山の暴言を口にしたあと、一方的に婚約の解消を宣言しました。
そうしてジェラール様はわたしのもとを去り、曰く『お前と違って貴族然とした女性』であり『気品溢れる女性』な方と新たに婚約を結ばれたのですが――
ジェラール様。貴方の婚約者であるマリエット様が、侯爵家主催の夜会で大問題を起こしてしまったみたいですよ?
お前の家ティレア家は、財の力で爵位を得た新興貴族だ! そんな歴史も品もない家に生まれた女が、名家に生まれた俺に相応しいはずがない! 俺はどうして気付かなかったんだ――。
婚約中に心変わりをされたクレランズ伯爵家のジェラール様は、沢山の暴言を口にしたあと、一方的に婚約の解消を宣言しました。
そうしてジェラール様はわたしのもとを去り、曰く『お前と違って貴族然とした女性』であり『気品溢れる女性』な方と新たに婚約を結ばれたのですが――
ジェラール様。貴方の婚約者であるマリエット様が、侯爵家主催の夜会で大問題を起こしてしまったみたいですよ?
あなたにおすすめの小説
選ばれたのは私ではなかった。ただそれだけ
暖夢 由
恋愛
【5月20日 90話完結】
5歳の時、母が亡くなった。
原因も治療法も不明の病と言われ、発症1年という早さで亡くなった。
そしてまだ5歳の私には母が必要ということで通例に習わず、1年の喪に服すことなく新しい母が連れて来られた。彼女の隣には不思議なことに父によく似た女の子が立っていた。私とあまり変わらないくらいの歳の彼女は私の2つ年上だという。
これからは姉と呼ぶようにと言われた。
そして、私が14歳の時、突然謎の病を発症した。
母と同じ原因も治療法も不明の病。母と同じ症状が出始めた時に、この病は遺伝だったのかもしれないと言われた。それは私が社交界デビューするはずの年だった。
私は社交界デビューすることは叶わず、そのまま治療することになった。
たまに調子がいい日もあるが、社交界に出席する予定の日には決まって体調を崩した。医者は緊張して体調を崩してしまうのだろうといった。
でも最近はグレン様が会いに来ると約束してくれた日にも必ず体調を崩すようになってしまった。それでも以前はグレン様が心配して、私の部屋で1時間ほど話をしてくれていたのに、最近はグレン様を姉が玄関で出迎え、2人で私の部屋に来て、挨拶だけして、2人でお茶をするからと消えていくようになった。
でもそれも私の体調のせい。私が体調さえ崩さなければ……
今では月の半分はベットで過ごさなければいけないほどになってしまった。
でもある日婚約者の裏切りに気づいてしまう。
私は耐えられなかった。
もうすべてに………
病が治る見込みだってないのに。
なんて滑稽なのだろう。
もういや……
誰からも愛されないのも
誰からも必要とされないのも
治らない病の為にずっとベッドで寝ていなければいけないのも。
気付けば私は家の外に出ていた。
元々病で外に出る事がない私には専属侍女などついていない。
特に今日は症状が重たく、朝からずっと吐いていた為、父も義母も私が部屋を出るなど夢にも思っていないのだろう。
私は死ぬ場所を探していたのかもしれない。家よりも少しでも幸せを感じて死にたいと。
これから出会う人がこれまでの生活を変えてくれるとも知らずに。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
【完結】婚約者が私以外の人と勝手に結婚したので黙って逃げてやりました〜某国の王子と珍獣ミミルキーを愛でます〜
平川
恋愛
侯爵家の莫大な借金を黒字に塗り替え事業を成功させ続ける才女コリーン。
だが愛する婚約者の為にと寝る間を惜しむほど侯爵家を支えてきたのにも関わらず知らぬ間に裏切られた彼女は一人、誰にも何も告げずに屋敷を飛び出した。
流れ流れて辿り着いたのは獣人が治めるバムダ王国。珍獣ミミルキーが生息するマサラヤマン島でこの国の第一王子ウィンダムに偶然出会い、強引に王宮に連れ去られミミルキーの生態調査に参加する事に!?
魔法使いのウィンロードである王子に溺愛され珍獣に癒されたコリーンは少しずつ自分を取り戻していく。
そして追い掛けて来た元婚約者に対して少女であった彼女が最後に出した答えとは…?
完結済全6話
2025.10〜連載版構想書き溜め中
2025.12 〜現時点10万字越え確定
【完結】前代未聞の婚約破棄~なぜあなたが言うの?~
暖夢 由
恋愛
「サリー・ナシェルカ伯爵令嬢、あなたの婚約は破棄いたします!」
高らかに宣言された婚約破棄の言葉。
ドルマン侯爵主催のガーデンパーティーの庭にその声は響き渡った。
でもその婚約破棄、どうしてあなたが言うのですか?
2021/7/18
HOTランキング1位 ありがとうございます。
2021/7/20
総合ランキング1位 ありがとうございます
結婚記念日をスルーされたので、離婚しても良いですか?
秋月一花
恋愛
本日、結婚記念日を迎えた。三周年のお祝いに、料理長が腕を振るってくれた。私は夫であるマハロを待っていた。……いつまで経っても帰ってこない、彼を。
……結婚記念日を過ぎてから帰って来た彼は、私との結婚記念日を覚えていないようだった。身体が弱いという幼馴染の見舞いに行って、そのまま食事をして戻って来たみたいだ。
彼と結婚してからずっとそう。私がデートをしてみたい、と言えば了承してくれるものの、当日幼馴染の女性が体調を崩して「後で埋め合わせするから」と彼女の元へ向かってしまう。埋め合わせなんて、この三年一度もされたことがありませんが?
もう我慢の限界というものです。
「離婚してください」
「一体何を言っているんだ、君は……そんなこと、出来るはずないだろう?」
白い結婚のため、可能ですよ? 知らないのですか?
あなたと離婚して、私は第二の人生を歩みます。
※カクヨム様にも投稿しています。
義理姉がかわいそうと言われましても、私には関係の無い事です
渡辺 佐倉
恋愛
マーガレットは政略で伯爵家に嫁いだ。
愛の無い結婚であったがお互いに尊重し合って結婚生活をおくっていければいいと思っていたが、伯爵である夫はことあるごとに、離婚して実家である伯爵家に帰ってきているマーガレットにとっての義姉達を優先ばかりする。
そんな生活に耐えかねたマーガレットは…
結末は見方によって色々系だと思います。
なろうにも同じものを掲載しています。
あ、すみません。私が見ていたのはあなたではなく、別の方です。
秋月一花
恋愛
「すまないね、レディ。僕には愛しい婚約者がいるんだ。そんなに見つめられても、君とデートすることすら出来ないんだ」
「え? 私、あなたのことを見つめていませんけれど……?」
「なにを言っているんだい、さっきから熱い視線をむけていたじゃないかっ」
「あ、すみません。私が見ていたのはあなたではなく、別の方です」
あなたの護衛を見つめていました。だって好きなのだもの。見つめるくらいは許して欲しい。恋人になりたいなんて身分違いのことを考えないから、それだけはどうか。
「……やっぱり今日も格好いいわ、ライナルト様」
うっとりと呟く私に、ライナルト様はぎょっとしたような表情を浮かべて――それから、
「――俺のことが怖くないのか?」
と話し掛けられちゃった! これはライナルト様とお話しするチャンスなのでは?
よーし、せめてお友達になれるようにがんばろう!
婚約破棄をされ、父に追放まで言われた私は、むしろ喜んで出て行きます! ~家を出る時に一緒に来てくれた執事の溺愛が始まりました~
ゆうき
恋愛
男爵家の次女として生まれたシエルは、姉と妹に比べて平凡だからという理由で、父親や姉妹からバカにされ、虐げられる生活を送っていた。
そんな生活に嫌気がさしたシエルは、とある計画を考えつく。それは、婚約者に社交界で婚約を破棄してもらい、その責任を取って家を出て、自由を手に入れるというものだった。
シエルの専属の執事であるラルフや、幼い頃から実の兄のように親しくしてくれていた婚約者の協力の元、シエルは無事に婚約を破棄され、父親に見捨てられて家を出ることになった。
ラルフも一緒に来てくれることとなり、これで念願の自由を手に入れたシエル。しかし、シエルにはどこにも行くあてはなかった。
それをラルフに伝えると、隣の国にあるラルフの故郷に行こうと提案される。
それを承諾したシエルは、これからの自由で幸せな日々を手に入れられると胸を躍らせていたが、その幸せは家族によって邪魔をされてしまう。
なんと、家族はシエルとラルフを広大な湖に捨て、自らの手を汚さずに二人を亡き者にしようとしていた――
☆誤字脱字が多いですが、見つけ次第直しますのでご了承ください☆
☆全文字はだいたい14万文字になっています☆
☆完結まで予約済みなので、エタることはありません!☆
婚約者の態度が悪いので婚約破棄を申し出たら、えらいことになりました
神村 月子
恋愛
貴族令嬢アリスの婚約者は、毒舌家のラウル。
彼と会うたびに、冷たい言葉を投げつけられるし、自分よりも妹のソフィといるほうが楽しそうな様子を見て、アリスはとうとう心が折れてしまう。
「それならば、自分と妹が婚約者を変わればいいのよ」と思い付いたところから、えらいことになってしまうお話です。
登場人物たちの不可解な言動の裏に何があるのか、謎解き感覚でお付き合いください。
※当作品は、「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
Vitch様。崩れた体調が完全に回復しておらず、それによってお返事が短くなってしまうことを、お許しくださいませ。
妄想次回予告、ありがとうございます……っ。
彼の次の、行動。そちらは明日の投稿分より、明らかになると思います。
一億。彼はどうやって、この問題に対処するつもりなのでしょう……?
かなめもち様。体調がまだ完全に回復しておらず、その影響でお返事が短くなってしまうことを、お許しくださいませ。
彼のことですので。きっと迷惑なことを、思いついてしまったのだと思います。
そちらに関しては、明日、明らかになる予定ですので。少々、お待ちくださいませ……っ。
体調不良ではありますが、投稿はできると思いますので。ご安心ください……!
榊咲様。崩れた体調が完全に回復しておらず、本日もお返事が短くなってしまうことを、お許しくださいませ。
似たもの同士で揉める。それは問題ないのですが、そうなった場合は、かなりの問題と(迷惑と)なってしまいますよね。
こうして彼は相談を始めましたが……。どうなる、のでしょうか……?
自業自得
蓮様。まだ体調が完全に回復しておらず、本日もお返事が短くなってしまうことを、お許しくださいませ。
彼への応援、ありがとうございます(笑)。
自分で蒔いた種。それをうまく、処理できるのでしょうか……っ?
良い点 展開。
どう出るか、だな。
退会済ユーザのコメントです
こち様。まだ、体調が完全に回復しておらず……。本日もお返事が短くなってしまうことを、お許しくださいませ。
罠にはめた。そちらは問題がありますが、その部分に関しては(契約に関しては)、違法ではないのですよね。
事情がどうであれ、ちゃんと調べれば、回避できた問題ですので。おっしゃる通りだと思います。
おゆう様。まだ体調が完全に回復しておらず、本日もお返事が短くなってしまうことを、お許しくださいませ。
おっしゃる通りでして。そういった形で、心は、引き留めておけませんよね。
彼も彼ですが、あちらもあちらでして。似た者同士の交際、となっておりました。
as様。申し訳ございません。昨夜から体調不良が発生し、その影響によって本日のお返事が短くなってしまうことを(至らぬ点のご説明のみで終わってしまうことを)、お許しくださいませ。
こちらですが、分かりにくく申し訳ございません。
彼らにも、お金を支払うつもりは、あったようです。ですが罠を知らず、支払わないと解消できない、となってしまった。そのうえ、その方法を使うと、金利まで発生するようになってしまった。
そのため焦っておりまして、ピンチとなっております。
良い点 策。
やられたな、と。
snowran様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
いえ……っ。
自分も間違いは、本当によく、やってしまいますので。お気になさらないでくださいませ……っ。
契約ですが、そうですね……! やけに具体的に書かれている理由、それはこういったものでした。
そのため、すでに2人は父親の掌の上でして。簡単に、逃れられそうにはありません。
ですので、これからも、ですね。
色々なことが、あると思います……っ。
そしてやがては、そちらの親子にも……?
退会済ユーザのコメントです
月白様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
非常に厄介な性質を持った人(人たち)と、出会ってしまっておりました。
ですので、こういったことが、仕込まれていて。
彼(父)は想定して、動いていますので。
逃れられそうには、ありません……!
エイル様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
おっしゃる通りでして。そちらは、真の幸せでは、ないのですよね。
それでも、彼女は(父も)幸せだと、信じているようでして。こうしたものが、すでに用意されていました。
ジェラール親子は、罠に、はまっておりました……!
退会済ユーザのコメントです
雪成様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
そう、ですね……!
こういった性格、性質の持ち主ですので。いずれ、何かがあると思います。
そちらは、ジェラール達ほどでは、ないかもしれませんが。ある意味、かなり大きなダメージを、受けるものとなりそうです……!
彼方向井様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
はい。やられて、しまいましたね。
彼らは即破棄をする、そう思っていましたが……。
こういった契約を交わしてしまっておりますので。そうは、できないようです……!
良い点 相手。
上手だったか。
snowran様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
婚約を破棄する。そう思っていたら、彼らにとっては、予想外な流れとなってしまいました。
おっしゃる通りでして。返せば何も問題はないのですが……。
できなかった場合は、大変なことになってしまいます……っ。
as様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
お金に困っていたこと。そして何より、最愛の人の家(家族)だから、ということ。
それらによって、迷わず飛びついていたようですが……。そこには、そういったものが、潜んでおりました。
正しい正しくないは、関係はなく。とにかく、払わないと無理。
こちらは、大変な、契約でした。
退会済ユーザのコメントです
平沢美月様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
この条件。想定、していたようですね。
そうとは知らず、取り引きをしてしまって。
破棄したければ、1億。大変、です……っ。
Vitch様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
見えないところで、色々と行っている。
おっしゃる通りでして、貴族、でしたね。
そのため、こんな選択を迫られて。
困ったことに、なってしまいました。
伶 ユナ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
マリエット。彼にはこんな態度ですが、いろいろと、問題がありますので。
そう、なりそうですよね……。
そして。
あの条件。うまくできすぎて、いますよね。
こちらに関することも、もうすぐ、明らかになることがあると思いますので。少々、お待ちくださいませ……っ。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。