推しのヒーローが弱すぎる ~ 敗北率100%の少年スーパーヒーローを私が推す理由と、彼が地球に平和をもたらすまでの物語

バイオテクノロジーをはじめとする技術の進歩により、誰でも超人的な能力を手に入れられるようになった近未来。
世界はその力をよいことに使おうとする者と、悪用する者とに二分され、完全に分断されていた。

いつしかその戦いはエンターテインメントと化し、コンテンツとして消費の対象となっていた。

その中で、敗北率100%にして「世界最弱」と揶揄されるウルトラかなたんこと時実奏多(ときざね かなた)は、唯一の推しである秋野メイ(あきの めい)に支えられ、今日も懸命に戦っている。

メイは大病を患っており、奏多の存在が心のよりどころとなっているのだ。

そんなメイを、彼はなぜテクノロジーの力を借りないのか不思議がっていた。

奏多の親友である最強のヒーロー・グレートらいがこと櫛灘雷牙(くしなだ らいが)は、そんな彼とメイのことを心配している。

いっぽうそのころ、宇宙最悪の侵略者・ゼロの魔の手が地球に迫っていた。

最弱のヒーローとその推しにまつわる、地球に平和が訪れるまでの物語。

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