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8章
119 入浴
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マリ 視点
ルナールさんの家お邪魔すると、無駄な家具がなくシンプルな家だった。
てっきり森の中に住んでいるから魔獣の頭とか飾っているのかと思った。
あとで知ったけど、この家はルナールさんが建てたらしい。
業者と一緒に建てたということかな?
なんにしても良い家だった。
「お風呂を先に入ってくれるかしら?私達家族はご飯の前にお風呂入る習慣なのよ。」
「お風呂があるんですか?」
ココロッカ村では砂風呂、リンクス聖国ではお風呂はなく濡れたタオルで身体を拭くしか出来なかった。
なので、お風呂は久しぶりであった。
「貴女だとリリスちゃん達みたいに温度は低い方がいいわね。」
「私は熱いのでも大丈夫ですよ。」
「そう?じゃあ熱めに沸かすわね。熱かったら冷ますから言ってね。」
そう言ってルナールさんは奥に行きすぐ戻って来た。
「準備出来たわよ。着替えは用意させるわね。リア!お願いね!」
「わかった。部屋に取って来るわ。」
カグリアさんが別の部屋に向かって行くのを見たあと、私は風呂場に案内された。
そこには…
ボコボコ…ボフン!!
昔家族で行った地獄温泉の源泉みたいに沸騰していた。
熱気だけでも倒れそう。
私はすぐに離れた。
「無理無理!!こんなの入ったら死んじゃうわ!」
「やっぱり温度低い方がよかったわね。お客様だから先に入ってもらおうと思ったけどもったいないからティーちゃんだけでも入れるわね。ティーちゃんおいで!」
フッ!
ティーちゃんが現れた。
しかも裸で…
「あら?裸ね…オムツ替えだった?ちょうどよかったわ。ティーちゃんお風呂よ。」
「!?あーい!」
ティーちゃんは喜んでルナールさんと浴槽に向かって行った。
あっ!やっぱり女の子なのね。
じゃなくて!
「いやいや!ティーちゃんが火傷しちゃうでしょ!」
「大丈夫よ。」ぽちゃん!
ルナールさんは裸のティーちゃんを軽く濡れた布で洗った後なんの躊躇いもなくティーちゃんを熱湯に入れた。
「あーーティーちゃん!!うわ!あっつ!!」
ティーちゃんが熱湯の中に!!そして湯気が軽く私に触れた!
私は火傷はしてないが熱気のせいで近づくことも出来なかった。
「むふぅ!」ぷかぁ!
しかし、ティーちゃんは気持ち良さそうにルナールさんの手に掴まって浮いていた。
「え!?熱くないの?」
「貴女にとっては熱いわよ。だから触らないでね。」
やっぱり熱いんだ。
「あーうー!」
「もっと熱く?身体を洗ったらね。おいで!」
「あーい!」
ルナールさんはティーちゃんの石鹸でゴシゴシと身体を洗い、またティーちゃんを熱湯に入れた。
「じゃあ熱くするわね。」
「あーい!」
ルナールさんは熱湯に手を入れさらに温度を上げ始めた。
ボフン!ボフン!ボフフフフ!!
もう、沸騰ではなく水蒸気爆発しているようにしか見えない。
きゃ!きゃ!
ティーちゃんは喜んでいた。
「さぁ、上がりますよ。」
「やー!」
ティーちゃんは嫌がって上がらない。
いや、上がってよ。
私離れているけど限界近いよ。
「デザートはシャーベットよ!」
「あーい!」
ルナールさんの言葉でティーちゃんは上がって来た。
ルナールさんの家お邪魔すると、無駄な家具がなくシンプルな家だった。
てっきり森の中に住んでいるから魔獣の頭とか飾っているのかと思った。
あとで知ったけど、この家はルナールさんが建てたらしい。
業者と一緒に建てたということかな?
なんにしても良い家だった。
「お風呂を先に入ってくれるかしら?私達家族はご飯の前にお風呂入る習慣なのよ。」
「お風呂があるんですか?」
ココロッカ村では砂風呂、リンクス聖国ではお風呂はなく濡れたタオルで身体を拭くしか出来なかった。
なので、お風呂は久しぶりであった。
「貴女だとリリスちゃん達みたいに温度は低い方がいいわね。」
「私は熱いのでも大丈夫ですよ。」
「そう?じゃあ熱めに沸かすわね。熱かったら冷ますから言ってね。」
そう言ってルナールさんは奥に行きすぐ戻って来た。
「準備出来たわよ。着替えは用意させるわね。リア!お願いね!」
「わかった。部屋に取って来るわ。」
カグリアさんが別の部屋に向かって行くのを見たあと、私は風呂場に案内された。
そこには…
ボコボコ…ボフン!!
昔家族で行った地獄温泉の源泉みたいに沸騰していた。
熱気だけでも倒れそう。
私はすぐに離れた。
「無理無理!!こんなの入ったら死んじゃうわ!」
「やっぱり温度低い方がよかったわね。お客様だから先に入ってもらおうと思ったけどもったいないからティーちゃんだけでも入れるわね。ティーちゃんおいで!」
フッ!
ティーちゃんが現れた。
しかも裸で…
「あら?裸ね…オムツ替えだった?ちょうどよかったわ。ティーちゃんお風呂よ。」
「!?あーい!」
ティーちゃんは喜んでルナールさんと浴槽に向かって行った。
あっ!やっぱり女の子なのね。
じゃなくて!
「いやいや!ティーちゃんが火傷しちゃうでしょ!」
「大丈夫よ。」ぽちゃん!
ルナールさんは裸のティーちゃんを軽く濡れた布で洗った後なんの躊躇いもなくティーちゃんを熱湯に入れた。
「あーーティーちゃん!!うわ!あっつ!!」
ティーちゃんが熱湯の中に!!そして湯気が軽く私に触れた!
私は火傷はしてないが熱気のせいで近づくことも出来なかった。
「むふぅ!」ぷかぁ!
しかし、ティーちゃんは気持ち良さそうにルナールさんの手に掴まって浮いていた。
「え!?熱くないの?」
「貴女にとっては熱いわよ。だから触らないでね。」
やっぱり熱いんだ。
「あーうー!」
「もっと熱く?身体を洗ったらね。おいで!」
「あーい!」
ルナールさんはティーちゃんの石鹸でゴシゴシと身体を洗い、またティーちゃんを熱湯に入れた。
「じゃあ熱くするわね。」
「あーい!」
ルナールさんは熱湯に手を入れさらに温度を上げ始めた。
ボフン!ボフン!ボフフフフ!!
もう、沸騰ではなく水蒸気爆発しているようにしか見えない。
きゃ!きゃ!
ティーちゃんは喜んでいた。
「さぁ、上がりますよ。」
「やー!」
ティーちゃんは嫌がって上がらない。
いや、上がってよ。
私離れているけど限界近いよ。
「デザートはシャーベットよ!」
「あーい!」
ルナールさんの言葉でティーちゃんは上がって来た。
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