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12章
230 個人レッスン
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キラティア 視点
目が覚めたから眠くない!
「あらあら…じゃあご本でも読みましょうね。」
「あーい!」
はーい!
僕達は書斎に向かった。
「んー…ティーちゃんなら文字の勉強出来そうね。」
文字?するする!!
書斎で何しようか考えているとルナママが魅力的な提案をしてくれた。
僕はルナママから紙の束と鉛筆を貰った。
「あっきゃー!!」
ティーちゃんはメモ帳を手に入れた!!
「これが、『あ』よ!」
ふむふむ…カキカキ…
こうくねって真っ直ぐ下…
前世の文字と違って、図形が入っている文字だ。
○△◻︎×◇と線の組み合わせのようだ。
「文字ここまでにして、次は歴史の勉強しようか。」
はーい!
文字を何文字か書いたあと、ルナママは次の勉強に切り替えるようだ。
急ぐ必要はないし、ルナママに任せよう。
「まず、この世界はね…」
うん…じーじの経歴を聞いているだけだった。
じーじの双子の弟がいることに驚いたくらいだ。
あとはじーじが何かを作ったとか、ばーばと結婚したとか、ママ達が産まれたとかの話だった。
あと、ちしきぞく!ばーばを傷つけるなんて許せない!!
滅ぼしてやる!!
「これがこの世界の大まかな歴史ね。」
ふむふむ…カキカキ…
僕は教えてもらったばかりの文字でメモした。
「ティーちゃんもリリスちゃんと同じで勉強熱心ね。」
うん!なんか楽しい!!
「じゃあ、次は土木建築にしようか?」
土木建築?
「まず、材料はね…」
そこからルナママの熱心な土木建築の授業が始まった。
しかも、お外が明るくなるまでずっとだ。
一度ぐっすり寝たので眠れず、喉が乾けば哺乳瓶を突っ込まれ、隙を見て逃げようとしても強制的に戻され、集中力が切れればルナママが葉っぱが入った器を焚いて煙を嗅がせ集中出来てしまった。
でも、小まめに休憩は挟んでもらったよ。
お陰で建築の基礎がわかった。
今度、森に別荘を建てよう思う。
「あら?もう明るいわね。続きは今度にしましょうね。」
どうやらまだまだ先があるようだ。
そして、またあるのか…
この時、僕はなるべく夜中に起きないようにしようと心に決めたのだった。
目が覚めたから眠くない!
「あらあら…じゃあご本でも読みましょうね。」
「あーい!」
はーい!
僕達は書斎に向かった。
「んー…ティーちゃんなら文字の勉強出来そうね。」
文字?するする!!
書斎で何しようか考えているとルナママが魅力的な提案をしてくれた。
僕はルナママから紙の束と鉛筆を貰った。
「あっきゃー!!」
ティーちゃんはメモ帳を手に入れた!!
「これが、『あ』よ!」
ふむふむ…カキカキ…
こうくねって真っ直ぐ下…
前世の文字と違って、図形が入っている文字だ。
○△◻︎×◇と線の組み合わせのようだ。
「文字ここまでにして、次は歴史の勉強しようか。」
はーい!
文字を何文字か書いたあと、ルナママは次の勉強に切り替えるようだ。
急ぐ必要はないし、ルナママに任せよう。
「まず、この世界はね…」
うん…じーじの経歴を聞いているだけだった。
じーじの双子の弟がいることに驚いたくらいだ。
あとはじーじが何かを作ったとか、ばーばと結婚したとか、ママ達が産まれたとかの話だった。
あと、ちしきぞく!ばーばを傷つけるなんて許せない!!
滅ぼしてやる!!
「これがこの世界の大まかな歴史ね。」
ふむふむ…カキカキ…
僕は教えてもらったばかりの文字でメモした。
「ティーちゃんもリリスちゃんと同じで勉強熱心ね。」
うん!なんか楽しい!!
「じゃあ、次は土木建築にしようか?」
土木建築?
「まず、材料はね…」
そこからルナママの熱心な土木建築の授業が始まった。
しかも、お外が明るくなるまでずっとだ。
一度ぐっすり寝たので眠れず、喉が乾けば哺乳瓶を突っ込まれ、隙を見て逃げようとしても強制的に戻され、集中力が切れればルナママが葉っぱが入った器を焚いて煙を嗅がせ集中出来てしまった。
でも、小まめに休憩は挟んでもらったよ。
お陰で建築の基礎がわかった。
今度、森に別荘を建てよう思う。
「あら?もう明るいわね。続きは今度にしましょうね。」
どうやらまだまだ先があるようだ。
そして、またあるのか…
この時、僕はなるべく夜中に起きないようにしようと心に決めたのだった。
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