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13章
232 森の入り口
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ウラボン 視点
「しかし、獲物がいないな。」
歩いて3日道沿いには魔物の影はなかった。
「ああ、森の中には居るが、森は危険すぎて出来るだけ入るのは避けたい。」
俺の仲間で斥候のハルクが答えた。
「しかし、食料ももう尽きる。危険だが森の入り口で狩るぞ。」
俺は反対するハルクを押し切り森に入った。
渋々了承した斥候のハルクを先に行かせ、周りを警戒しながら進んで行く。
ギギ…
警戒していた俺らの耳に木が軋む音が聞こえた。
「上だ!!」
前衛のアッシュが声を発し、全員回避した。
バシン!!
俺達がいた場所は木の枝によって大きく地面が抉れていた。
もし、回避が遅れていたら吹っ飛ばされていただろう。
「アッシュ!注意を引き付けろ!ラウラは魔法の詠唱を!俺は枝を落とす!」
「「了解!」」
敵はトレント。
知識族領にもいるが大きさが全く違う。
本来、大人しく臆病なトレントがこんな攻撃的とは思わなかった。
「こっちだ!!」ドンドン!!
アッシュはトレントを挑発をしつつ盾で攻撃を防ぎ、俺が剣で枝をを落としているがすぐに枝は再生しアッシュの体力だけが削れているように見えた。
物理攻撃では討伐は難しい。
ラウラまだか!!
俺がラウラを見ると頷いていた。
「アッシュ!離れろ!」
俺の声にアッシュはトレントから離れた。
「すべてを焼き尽くせ!フレイムランス!!」
ラウラの必殺魔法のフレイムランスが炸裂した。
ギギ…
炎に包まれたトレントは悲鳴を上げながら…
ボコッ!
根っこを地面に出し…
ドドドド…
トレントは根っ子を使い猛スピードで走り去って行った…
はぁ!?
「しかし、獲物がいないな。」
歩いて3日道沿いには魔物の影はなかった。
「ああ、森の中には居るが、森は危険すぎて出来るだけ入るのは避けたい。」
俺の仲間で斥候のハルクが答えた。
「しかし、食料ももう尽きる。危険だが森の入り口で狩るぞ。」
俺は反対するハルクを押し切り森に入った。
渋々了承した斥候のハルクを先に行かせ、周りを警戒しながら進んで行く。
ギギ…
警戒していた俺らの耳に木が軋む音が聞こえた。
「上だ!!」
前衛のアッシュが声を発し、全員回避した。
バシン!!
俺達がいた場所は木の枝によって大きく地面が抉れていた。
もし、回避が遅れていたら吹っ飛ばされていただろう。
「アッシュ!注意を引き付けろ!ラウラは魔法の詠唱を!俺は枝を落とす!」
「「了解!」」
敵はトレント。
知識族領にもいるが大きさが全く違う。
本来、大人しく臆病なトレントがこんな攻撃的とは思わなかった。
「こっちだ!!」ドンドン!!
アッシュはトレントを挑発をしつつ盾で攻撃を防ぎ、俺が剣で枝をを落としているがすぐに枝は再生しアッシュの体力だけが削れているように見えた。
物理攻撃では討伐は難しい。
ラウラまだか!!
俺がラウラを見ると頷いていた。
「アッシュ!離れろ!」
俺の声にアッシュはトレントから離れた。
「すべてを焼き尽くせ!フレイムランス!!」
ラウラの必殺魔法のフレイムランスが炸裂した。
ギギ…
炎に包まれたトレントは悲鳴を上げながら…
ボコッ!
根っこを地面に出し…
ドドドド…
トレントは根っ子を使い猛スピードで走り去って行った…
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