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13章続き
245 偽造
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ウラボン 視点
俺達もおっさんの後を追い、隣の部屋に行くと…
落ち着いた雰囲気の飲み屋のような部屋に着いた。
「受付の姉ちゃん、いいかい?」
「フェルゴートさんお久しぶりです。今日は依頼の報告ですか?」
「ああ…それもあるが、ちと面倒事に会ってな…」
「お話を伺いましょう。」
「助かる。」
おっさんは受付の姉ちゃんに声をかけ、おっさんにこれまでのとを説明するように言われたので、俺達は経緯を説明した。
「あらかた分かりました。契約書の提出をお願いします。」
「ああ!」
俺は今回の契約書を提出した。
「まずは真偽確認をしますね。」
そう言って、受付の姉ちゃんは赤い液体を契約書に垂らした。
パリン!
ガラスが割れる音が聞こえ、赤い文字が浮かび上がった。
「あら?これはここでは無理ね。」
「えっ!?どうしてですか?」
「まずこの契約書は文字に偽造がされてます。
ここ!契約者が知識族領の冒険者ギルドからファテムさんに変わってます。その為、ギルド契約ではなく、個人契約になります。」
「嘘…」
「続いて魔法契約の上、免責事項が無いので我々の方ではかいじょは出来ません。」
「そんな…」
ファテムはこれ達の冒険者ギルドのギルドマスターだ。
あの狸おやじこんな細工もしてやがったのか…
「この事は統括ギルドマスターに報告して指示を仰ぎます。少々お待ち下さい。」
「おう、頼む!」
そう言って受付の姉ちゃんは別の受付の姉ちゃんと変わり去って行った。
「フェルゴートさん、待って頂く間に依頼報告お願い出来ますか?」
「わかった。にいちゃん達すまねぇがそこのテーブルで待っていてくれ。」
そう言われ俺達はテーブルに座った。
俺達もおっさんの後を追い、隣の部屋に行くと…
落ち着いた雰囲気の飲み屋のような部屋に着いた。
「受付の姉ちゃん、いいかい?」
「フェルゴートさんお久しぶりです。今日は依頼の報告ですか?」
「ああ…それもあるが、ちと面倒事に会ってな…」
「お話を伺いましょう。」
「助かる。」
おっさんは受付の姉ちゃんに声をかけ、おっさんにこれまでのとを説明するように言われたので、俺達は経緯を説明した。
「あらかた分かりました。契約書の提出をお願いします。」
「ああ!」
俺は今回の契約書を提出した。
「まずは真偽確認をしますね。」
そう言って、受付の姉ちゃんは赤い液体を契約書に垂らした。
パリン!
ガラスが割れる音が聞こえ、赤い文字が浮かび上がった。
「あら?これはここでは無理ね。」
「えっ!?どうしてですか?」
「まずこの契約書は文字に偽造がされてます。
ここ!契約者が知識族領の冒険者ギルドからファテムさんに変わってます。その為、ギルド契約ではなく、個人契約になります。」
「嘘…」
「続いて魔法契約の上、免責事項が無いので我々の方ではかいじょは出来ません。」
「そんな…」
ファテムはこれ達の冒険者ギルドのギルドマスターだ。
あの狸おやじこんな細工もしてやがったのか…
「この事は統括ギルドマスターに報告して指示を仰ぎます。少々お待ち下さい。」
「おう、頼む!」
そう言って受付の姉ちゃんは別の受付の姉ちゃんと変わり去って行った。
「フェルゴートさん、待って頂く間に依頼報告お願い出来ますか?」
「わかった。にいちゃん達すまねぇがそこのテーブルで待っていてくれ。」
そう言われ俺達はテーブルに座った。
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