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14章

305 キラティアは席を外す

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レヴァン 視点

…あいつ、あのまま俺に突進するつもりだったな。

身体は燃えないが服とか燃えてしまう。
あいつが近くにいると碌なことしか起きねぇ。

キラティアは型に金属を流し込み傾けてたり、観察していた。
木型はミシミシ音が鳴っているがゆかが抜け落ちず形を保っている。
その間俺は炉の温度を下げたり、水を撒き消火作業に勤しむ。

しかし、キラティアが熱源なので部屋の温度はなかなか下がらない。
どうしたものかと考えていたら、キラティアがちょと行ってくると何処かに転移した。

そして数分後…

「すっきり!!」ε-(‐ω‐)

何かすっきりして帰って来た。
キラティアの見た目もいつもと同じになり、周りが燃える心配はないだろう。
背中のツノがなくなっていた。

「キラティア、ツノはどうした?」

「あう?あ…」

ドンドン!!

「師匠!至急、神官が師匠に会いたいそうです。って熱っ!?」

弟子の1人がドアの向こうから声を掛けてきた。
その為キラティアの会話は中断された。

というか弟子大丈夫か?
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