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14章

315 コツ

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レヴァン 視点

どうやらこれは積み木の様に色々な形に組み立てる道具のようだでちょとした動作で崩れる様だ。

汎用性が高いため量産出来ればどんな場面でも使えると思い、俺も試したが歪な剣と盾しか出来なかった。
キラティア曰くコツがいるらしい…コツでどうにかなるものなのか?

これはキラティアしか使いこなせないなと俺はこの時特許の申請などしなかった。
が、後にキラティアがこれでひと財産築くとは俺は思っていなかった。

さて、キラティアは散らばったパーツを集め小さなキューブにするとそれを懐にしまった。

別にキラティアが作った物だし修行を兼ねているので材料費を取るという考えもない。
だが、なんか損した気分になる。

ビーー!!

突然キラティアが配置した呼び出しボタンが鳴った。
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